【巨人】中日に連夜の敗北で3連敗 先発のメンデスが4回4四球4失点の乱調、天敵・大野を打ち崩せず 萩尾のプロ第1号も虚しく

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2024-04-03 21:16
【巨人】中日に連夜の敗北で3連敗 先発のメンデスが4回4四球4失点の乱調、天敵・大野を打ち崩せず 萩尾のプロ第1号も虚しく

■プロ野球 中日5ー2巨人(3日 バンテリンドーム)

巨人は中日に敗北し、3連敗となった。先発のメンデスが2回に2安打2四球で2点を先制されると、4回にも2安打2四球で2失点。打線は約1年振りの登板となった大野から1得点に抑えられた。8回には萩尾にプロ初ホームランが飛び出すも、追いつくことはできなかった。

先発投手はバンテリンドーム初登板となるメンデス。昨年は16試合に先発し、5勝5敗で防御率は2.07。中日戦では2試合先発し、いずれも5回以上を無失点に抑えている。

スタメンは昨日7番の丸佳浩が今季初の3番に入り、今日一軍に登録されたオコエ瑠偉が7番センターで先発出場する。

打線は初回、2シーズン振りの対戦となる先発・大野雄大に三者凡退に抑えられる。

その裏、メンデスも田中幹也、高橋周平から連続三振を奪うなど、3人で攻撃を終わらせる。

2回裏、先頭の中田翔に三遊間を抜けるヒットでこの試合初めての出塁を許す。続く細川成也に四球を出し、上林誠知を三振に打ち取るも木下拓哉にも四球で1死満塁のピンチを作る。すると、村松開人にライトへタイムリーを打たれ、2点を先制される。

2点ビハインドとなった3回、打線はこの回も大野に3人で抑えられ、打者1巡目は完璧に封じられる。

4回、1死から昨日猛打賞の門脇誠がセンター前にヒットを打ち、チーム初の出塁。丸もヒットで続き、1死一・三塁とする。岡本和真の内野ゴロの間に門脇がホームを踏み、1点を返した。

その裏、メンデスは先頭の細川にヒットを許すと2死から村松、大野に連続四球で満塁とする。続く三好大倫にレフト前への2点タイムリーを浴び、リードを3点に広げられた。メンデスはこの回で降板。4四球の乱調で4回4失点と、開幕からの先発投手のクオリティスタート(QS=先発6回以上、自責3以内)継続は4で止まった。

打線は5回、大城卓三とオコエの連打でチャンスを演出する。1死一・二塁で代打・長野久義が送られたが空振り三振、萩尾匡也もサードゴロに倒れ、無得点に終わった。大野はこの回でマウンドを降りた。2019年から2022年の4シーズンに渡って巨人戦防御率1点台の強敵を今日も打ち崩せなかった。

5回裏、2番手・赤星優志がマウンドに上がる。高橋周から始まるクリーンアップを三者凡退に打ち取る。

打線は6回に登板の2番手・齋藤綱記、7回に登板の3番手・清水達也から得点できず。

7回裏、続投の赤星はこの回も2三振を含む三者凡退でマウンドを降りた。3イニングをパーフェクト投球という内容だった。

8回、相手4番手の祖父江大輔から萩尾が浮いたフォークをレフトスタンドに運ぶ。プロ初ホームランとなり、1点を返す。2死から丸がヒットを放つと、ここで中日は5番手・勝野昌慶にスイッチ。一打同点の場面だったが、岡本和は空振り三振に倒れ、追いつけず。

その裏、3番手・ケラーが登板。2死から細川に2試合連続の一発を浴び、またもや3点ビハインドとなり最終回へ。

9回、相手6番手のマルティネスがマウンドに上がる。打線はこの回3本の安打を放つが、得点にはつながらずゲームセット。

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