幼くて弱いものを守る...という本能、猫たちにも強くその特徴が現れることがあります。自身も子猫なのにも関わらず、生まれたばかりの赤ちゃん猫を連れてきた子猫のお話をご紹介します。
ママ〜、この子も一緒にお願いにゃ
ドアの外から聞こえる鳴き声
最近出産したばかりのもふもふ白猫「スノーボール」。
その飼い主の女性が、ある日屋外で「キュー、キュー」と鳴く声を聞いてドアを開けると、そこには生まれたばかりの子猫が路上に放置されていました。
スノーボールの赤ちゃんではなさそうです。女性は近所の人たちにどこの子か聞いてまわりましたが誰も知る人はいませんでした。
ママ猫の姿も見当たらず、一体どこから来たのでしょう。
赤ちゃん猫が赤ちゃん猫を連れて
女性が家に戻ろうとした時、スノーボールの赤ちゃん「ジンジャー」が放置されていた赤ちゃんを一生懸命運んでいる姿が目に入りました。
ジンジャーは時々休みながらも、小さな体でよいしょ、よいしょと運んでいます。
そしてジンジャーはついにママの元に辿り着き、子猫をママの前においたのです!なんてお利口さんなのでしょう。
「ママー、この子連れてきた〜」と差し出された子猫に「あらま〜!」とちょっと驚いたスノーボールでしたが、子猫をクンクンするとすぐに体を舐め母乳を与え始めたのです。
ママが “席を外す” と、ジンジャーは子猫のあとをついてまわり、舐めてあげたり遊んであげたりしてお世話をしています。
ジンジャーは、子猫の里親であり、お兄ちゃんであり、お友達になったのです!
ずっと一緒
飼い主の女性は最初、スノーボールの子どもたちを全員手放すつもりでしたが、ジンジャーと赤ちゃん猫をスノーボールと一緒に育てることにしました!
みんな一緒でよかったですね!
まとめ
小さな体で子猫を運ぶ姿に癒されますね。どんなに小さくても「弱くて幼いものを守る」という本能があることに驚きです。
動画の最後にもありますが、人間が改めて動物から気付かされる大事なことなのかもしれません。
3匹がずっと幸せでありますように。
- ジンジャーの健気な姿はこちら
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:BazPaws
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