![大谷翔平 2試合連続の2号2ラン!鈴木誠也の頭上越えライトスタンドへ MLB日本人最多HRまであと2本【MLB】](/assets/out/images/jnn/1099172.jpg)
■MLB カブス-ドジャース(日本時間6日、イリノイ州リグリー・フィールド)
ドジャース・大谷翔平(29)がカブス戦に「2番・DH」でスタメン出場し、5回の第3打席で2試合連続となる2号2ラン本塁打を放った。
これでMLB通算173本塁打を記録し、日本人最多である松井秀喜氏の175本塁打にあと2本と迫った。さらに第1打席では二塁打を放っていた大谷は、2試合連続今季4度目のマルチ安打もマーク。
今季は開幕から自己ワーストの8試合ノーアーチと苦しんでいたが、前試合のジャイアンツ戦(4日)で移籍1号を放ち、長いトンネルから抜け出した大谷が会心の“2戦連発”。
アウェーでブーイングと歓声が混じる中、この日も快音を響かせた。2-6と4点ビハインドで迎えた5回、カブス先発のK・ヘンドリックス(34)を相手に、先頭・M.ベッツ(31)がヒットで出塁すると、大谷は初球127キロのチェンジアップを捉え、カブスのライトを守る鈴木誠也(29)の頭上を越えてライトスタンドポール際に叩き込んだ。苦しんでいたチェンジアップに泳がされ気味となったが最後は“右手一本”で振り抜き、滞空時間が長い本塁打に。飛距離は115.5m。エンゼルス時代でも昨年6月7日のカブス戦で鈴木のいるライト方向へ16号を放っていた。
前試合のジャイアンツ戦では7回の第4打席に“ドジャース第1号”となるソロ本塁打を放ち、開幕から41打席目でついに待望の一発が飛び出した。2試合連続ホームランは昨年8月17日(レンジャーズ戦・42号)、19日(レイズ戦・43号)以来。本塁打王に輝いた昨年も1号、2号は“2戦連発”だった。
レッドソックスの本拠地フェンウェイパークに次いで、メジャーで2番目の古い歴史を持つリグリー・フィールドでは初めてのプレーとなったこの日。第1打席では初対決となったヘンドリックスに対し、3球目のシンカーを上手く弾き返してレフトへ二塁打を放ち、その後の2点先制につながった。第2打席はチェンジアップに泳がされ一ゴロだったが、次の打席で敵地ファンもブーイングから大歓声に変わる一発を放った。
試合は両チーム計21安打の乱打戦も、ドジャースが7-9と逆転負けを喫し連勝は4でストップした。