■MLB パドレス 8ー1 ドジャース(日本時間1日、カリフォルニア州サンディエゴ、ペトコ・パーク)
ドジャースの大谷翔平(30)が敵地でのパドレス戦で「1番・DH」で出場し、3打数無安打1四球で打率は.309。今季初となる3試合ノーヒットとなった。チームは先発のC.カーショウ(36)が4回途中で7失点(自責点4)で試合を作れず、連敗で2位パドレスとのゲーム差は4.5ゲーム差になった。
前日31日は5点差を逆転されサヨナラ負け、パドレスに5.5ゲーム差に迫られたドジャース。この日、パドレスの先発は前回の登板でノーヒットノーランを達成したD.シース(28)、大谷は通算11打数3安打、2021年と2023年に本塁打を放っている。
1回の第1打席、しっかりボールを見ていき、フルカウントからナックルカーブにセカンドゴロに倒れた。すると2回、ドジャース先発、メジャー通算210勝のC.カーショウ(36)がパドレス打線に捕まり、4点を奪われた。
4点を追う3回、1死一塁で大谷の第2打席、得点を奪われた後の攻撃では1球目をフルスイングしたが、その後は際どいボールを見極めて、四球で出塁し、チャンスを広げた。そして、2死一、二塁から3番・G.ラックス(26)がライト線へツーベース、1点を返し、1塁走者の大谷は3塁まで進んだが送球が乱れたところを逃さずホームを狙ったが、パドレスのサード・M.マチャド(32)が素早い反応でカバー、逆シングルのトスでボームへボールを送球し、大谷はタッチアウトとなった。
1点を返したドジャースだったがカーショウが立ち直るきっかけをつかめず4回、8番・L.キャンプサーノ(25)に7号ソロとすぐに点を奪われてしまった。さらに味方のエラーも絡んで4回途中までに大量7失点。試合を作れなかった。
1対7とリードされた5回、2死三塁で大谷の第3打席、カウント3-1から156キロのストレートをフルスイングしたがいい当たりもセカンド正面のゴロ。大谷は14打席ノーヒットとなった。
8回、第5打席はパドレス4人目、J.アダム(32)と対戦。カウント1-0から外角高めのチェンジアップに上手くバットを合わせたがセカンドライナー。いい当たりも野手の正面をついてしまった。大谷は3打数無安打1四球で打率は.309。今季初となる3試合ノーヒットに終わった。首位打者争いしている2位のパドレス・L.アライズ(27)は5打数1安打で打率は.308で大谷は1厘差で首位打者をキープしている。