![今永昇太 ドジャース戦は「全打者に全神経を注ぐ」と強力打線を警戒、大谷翔平との初対決へ「打たれても動揺しないように」](/assets/out/images/jnn/1099171.jpg)
カブスの今永昇太投手(30)が本拠地でのドジャース3連戦の最終日(日本時間8日)に先発する。
今永は2日後の登板に向け、この日はキャッチボール、ブルペン、ランニングで調整。ブルペンでは29球を投げ、その後、山本由伸(25)とフィールドで談笑するなどリラックスした表情をみせた。
メジャー2戦目は大谷翔平(29)をはじめとする強力打者が相手。ドジャース打線の予習について聞かれると「まあちょこちょこですけれども。少しずつやってますね」と話し、日米通じて初めてとなる大谷との対戦について「打線の中においても、本当にチャンスメイクもできますし、ポイントゲッターとしての役割もできる選手なので非常に厄介な選手ということには変わりない」と警戒。
「しかし、彼に打たれた瞬間に試合の勝ち負けが決まるわけではないので。もちろん抑えたいですけれども、仮に打たれたとしても動揺しないようにやっていけばいいんじゃないかなと思います」と冷静な口調で“大谷戦”への心構えを。
さらに「楽しみっていう気持ちはあんまりないですけど、やっぱりドジャース打線の9人っていうのはものすごいバッターが揃っていますし、大谷選手にすごくフォーカスし過ぎると他の選手もたくさんすごい選手がいるので、満遍なく警戒して全打者に全神経を注ぐような形で投げられればいいなと思います」と語った。
明日7日は山本がドジャースの先発。山本と連絡を取り合うこともあるという今永は「内容はどこに住んでるんですか?とか、ご飯とかどうしてるのか?とか、そういう話。やっぱり日本人同士で共有できる話もあるので、そういうところはしっかりと、たまに連絡とかしてますけど」と明かし、同じメジャー1年目の投手同士で野球以外の話もするという。
前回のロッキーズ戦(2日)では、6回92球を投げ2安打無失点、9奪三振の快投。デビュー戦で見事初勝利を手にした。「まあまだ2試合目なので、これから先の登板の数の方がたくさん多いですし、まあいいピッチングももちろんしたいですけれども、しっかり試合を作って味方に勝つチャンスがある中で、リリーフにバトンを渡せるような、その最低限の投球をしたいなと思います」と意気込み、メジャー2勝目に向け静かに闘志を燃やした。