猫が『白目』をむいて寝ている…これ正常?猫の瞬膜の役割と白目のワケ

2024-04-15 11:00

猫がぐっすり寝ている姿は可愛らしいですが、たまに「白目」をむいてとんでもない顔になっていることがありますよね。本記事では、猫の目に現れる白い膜「瞬膜(しゅんまく)」の役割と、白目をむいてしまう理由、注意すべき状態について解説します。

猫の『白目=瞬膜』の役割

猫の目の瞬膜

猫の目頭のあたりにある白い部分は「瞬膜(しゅんまく)」と呼ばれる薄い膜で、正式な名称は「第三眼瞼(だいさんがんけん)」です。

白目とよく似た見た目をしているので勘違いされやすいのですが、膜状になっているのであれば、瞬膜である可能性が高いです。

瞬膜は普段目頭側のまぶたの下に収納されていて、目を開いている時はほとんど見えません。猫が目を閉じる瞬間に出てきて、眼球を覆う動きをすることから「瞬膜」という名前がついたとされています。 

猫が白目をむいて寝ているように見えるのは、瞬膜が眼球を覆っている状態なのです。瞬膜は、猫の目を守るための大事な役割を果たしています。

目の潤いを保つ

猫の瞬膜の後ろには瞬膜腺という器官があり、涙の約30〜40%が作られていると言われています。この瞬膜腺から分泌された涙は瞬膜によって眼球の表面に行き渡り、目の潤いを保つ大切な役割を果たしてくれています。

眼球とまぶたの摩擦により角膜や結膜に炎症を起こしてしまう原因になるので、人間同様、猫にとっても目の乾燥は大敵です。

そのため、猫の目を保護するためには、瞬膜はなくてはならない器官なのです。

異物から目を守る

野生の猫が暮らしてきた環境では、ホコリや塵だけでなく草木のかけらなど、様々な異物が目に入る危険性がありました。

しかし猫には上まぶたにしかまつ毛がないため、その代わりに瞬膜がワイパーのような動きをして、異物が目に入ってしまうのを防いでくれていました。さらに、猫同士の喧嘩の際に、眼球を防御する役割も果たしていたようです。

このように、野生時代の目の機能がそのまま現代の猫にも引き継がれているのです。

結果として、万が一愛猫の目の中に異物が入ってしまったとしても、涙を分泌して目から外に出す働きもできるのです。

猫が「白目」をむく理由と注意すべき状態

目を診察される猫

通常、猫がまぶたを閉じている時には、瞬膜も一緒に閉じた状態です。しかし、眠っている時やウトウトしている時に目の筋肉が緩み、瞬膜が出たままでまぶたが開いてしまうことがあります。

猫が眠そうな時にだけ瞬膜が見えるのであれば生理的なものですので、特に心配しなくても良いでしょう。

一方で、

  • 瞬膜が出たまま戻らない
  • 瞬膜が赤く腫れている
  • 瞳孔が小さくなる

というようなケースは、注意が必要です。

このような場合は、角膜炎、チェリーアイ、ホルネル症候群などの病気が原因となっている可能性があるため、愛猫の目に異変が見られたらすみやかに病院を受診しましょう。

まとめ

瞬膜のでている眠そうな猫

猫が寝ている時などに白目をむいているように見えるのは、目頭側のまぶたの下にある「瞬膜」が出ているからです。

瞬膜は目の潤いを保ったり、異物の混入を防いだりと、健康な目を維持するために重要な役割を果たしています。

猫が眠そうな時や寝ている時にのみ瞬膜が見え、目を開くと見えなくなるようであれば特に問題はないでしょう。

もしも瞬膜が出たままになっていたり、赤みや腫れが見えるようなら病気の可能性があるので病院を受診してください。

関連記事

元野良猫に『ブラッシング』してみた結果…まさかの反応が愛おしすぎると4万3000再生の反響「癒やされた」「ニヤニヤ止まらん」の声
猫が嬉しい!と感じている時の4つの仕草
猫の進行方向に『苦手な相手』がいた結果…まさかの"存在感を消そうと頑張る"姿が面白すぎると99万1000再生の大反響
猫が「んー」と鳴く理由と気持ち
猫は一緒に寝る人を選んでいる?人のそばで寝る理由、一緒に寝る方法と注意点

  1. 茂木外務大臣 イスラエル、パレスチナで要人と会談 中東和平に向けて相互不信の解消に働きかけ
  2. 「『経済後回し解散』まずい」国民・玉木代表 通常国会冒頭の衆議院解散・総選挙の見方広がり受け
  3. 令和流・変わる“お葬式”最前線 「別れ」はもっと、その人らしくカジュアルに――音楽や遺影から見る「ご葬儀アップデート」
  4. 【速報】国内レアアース獲得へ 探査船「ちきゅう」が出航 海底からのレアアース泥採鉱試験 世界初の試み
  5. “降雪による倒木”JR上越線が一部区間で始発から運転見合わせ 越後湯沢駅-水上駅間の上下線 午前8時現在
  6. 体の疲れだけじゃない? 現代人を悩ませる『疲労感』の正体とこれからのセルフケアの考え方
  7. 最近お風呂によく『猫の毛が浮いている』と思ったら…愛猫がしていた"予想外の行動"に「働き者だねw」「一生懸命で可愛いw」と5万いいね
  8. 成人の日は全国的に真冬の寒さ 北日本や北陸は猛吹雪に警戒
  9. がれきの中で必死に鳴いていた『ひとりぼっちの子猫』と出会って…心温まる『保護の様子』に感動「本当にありがとう」「助かってよかった」<海外>
  10. 意外と知らない「鼻うがい」痛い?効果は?どうやるの?【THE TIME,】
  1. 最近お風呂によく『猫の毛が浮いている』と思ったら…愛猫がしていた"予想外の行動"に「働き者だねw」「一生懸命で可愛いw」と5万いいね
  2. 【速報】国内レアアース獲得へ 探査船「ちきゅう」が出航 海底からのレアアース泥採鉱試験 世界初の試み
  3. 意外と知らない「鼻うがい」痛い?効果は?どうやるの?【THE TIME,】
  4. 体の疲れだけじゃない? 現代人を悩ませる『疲労感』の正体とこれからのセルフケアの考え方
  5. 令和流・変わる“お葬式”最前線 「別れ」はもっと、その人らしくカジュアルに――音楽や遺影から見る「ご葬儀アップデート」
  6. 成人の日は全国的に真冬の寒さ 北日本や北陸は猛吹雪に警戒
  7. イランで反政府デモ拡大、トランプ政権 近く正式に対応協議か 米メディア報道
  8. “降雪による倒木”JR上越線が一部区間で始発から運転見合わせ 越後湯沢駅-水上駅間の上下線 午前8時現在
  9. がれきの中で必死に鳴いていた『ひとりぼっちの子猫』と出会って…心温まる『保護の様子』に感動「本当にありがとう」「助かってよかった」<海外>
  10. 初めてのキャットタワーに『ビビっていた猫』→半月が経つと……まさかの光景に「イケニャンww」「あたちくらいになるとな~」と反響
  11. 移民当局職員の発砲めぐり全米各地で抗議活動・大規模デモも予定、トランプ政権の強硬な移民政策の是非問う声広がる
  12. 群馬と神奈川で「山火事」相次ぐ いずれも鎮火に至らず、消防や自衛隊がきょう朝から消火活動を再開する予定