『アパートでの猫暮らし』にお迎えしやすい猫種3つ 家が広くなくても猫が快適に暮らせるアドバイスも

2024-04-22 17:00

「ペット可」の賃貸物件が増えていますが、戸建てと比べるとスペースが狭く、共同住宅なので隣近所に気をつかうものです。アパート暮らしで猫を飼う場合、おすすめの猫種や快適に暮らすヒントも紹介します。

1.ペルシャ猫

窓際の白いペルシャ

「猫の王さま」と呼ばれるほど気品のあるペルシャ猫。大柄な体とボリュームたっぷりの被毛をもつ、ゴージャス感あふれる猫種です。

ペルシャ猫の基本的な性格は、おとなしくて動作もゆったりとしています。子猫の頃は好奇心旺盛でも、大人になるとアクティブに動くことも少なくなります。運動よりも寝ていることを好む猫なので、逆に飼い主さんが「運動をさせなくては」と気にするほどかもしれません。

ダイナミックな上下運動を欲せず、鳴き声も控え絵で留守番上手なのでアパートでも飼いやすい猫種ですが、やはり肥満になりやすい懸念があります。

そこで、賃貸の部屋は極力間仕切りをせず、自由に歩き回れるスペースを作ってあげるのがおすすめです。また、かまいすぎるとストレスがたまりやすいので、自由にさせてあげましょう。

2.ブリティッシュショートヘア

くつろぐブリティッシュショートヘア

イギリス最古の品種といわれているブリティッシュショートヘアは、「不思議の国のアリス」に登場するチュシャ猫のモデルとなった猫ですね。がっちりとした骨格で頬が丸くてヒゲ袋がキュートです。性格はとても穏やかで知的です。

もともと「ネズミハンター」として活躍していた猫種なので、運動能力は高いものの、基本的に落ち着きがあります。静かに過ごすことが好きなので、オンとオフを上手に使い分けて遊びます。

肥満になりやすいことが懸念されるため、迷惑がかからない時間帯を選んで、コンスタントに遊んであげるのがおすすめです。

なおブリティッシュショートヘアは「無口」で知られる猫種で、かすれた声で鳴く程度なので、騒音トラブルになりにくいと考えられます。

3.エキゾチック・ショートヘア

リラックスするエキゾチック

ペルシャとアメリカンショートヘアをルーツにもつエキゾチック・ショートヘア。「短毛のペルシャ」や「手間のかからないペルシャ」「身近なペルシャ」などと言われている比較的新しい猫種です。

ペルシャ猫の気質を受け継いでいるため、性格は穏やかでのんびり屋さん。好奇心やお茶目な雰囲気はありますが、部屋の中を走り回って暴れるようなことはあまりないといわれています。さらに、あまり鳴き声も出さず、まれに「んにゃ~」と声を出す程度です。

とても飼いやすいとされている猫種ですが、肥満になりやすいのが短所。低カロリーや脂質を控えめにするなど食事で調整するとよいでしょう。

スペースを有効活用

キャットウォークDIY

大きな声で鳴く懸念が少なく、暴れることが少ないとされている猫種は、人間の目線でとても飼いやすいと感じることでしょう。

しかし、いくら大人しいからといっても、運動不足は肥満の原因にもなりますし、健康トラブルや病気を招いてしまうものです。

手っ取り早いのが、キャットタワーや猫の運動不足解消グッズを購入することですが、最近では賃貸でもOKなキャットウォークのDIY情報もたくさん出回っています。平面の面積が狭いとしたら「高さ」で考えて、猫のスペースを設置してあげましょう。

まとめ

エキゾチック・ショートヘアの子猫

今回は、「アパート暮らし」にお迎えしやすい猫種について解説しました。

猫をアパート等の共同住宅で飼うにあたり、心配なのが「物音」と「鳴き声」。「物音」の方は防音カーペットや部屋の整理整頓といった多少の努力で軽減できますが「鳴き声」はなかなか難しいものです。鳴き声は個体差がありますので、猫に不満やストレスを感じさせないよう「鳴かない環境づくり」を心がける必要があります。

まずは普段から猫がリラックスできる環境を目指しましょう。たとえ「アパートでの猫暮らし」にお迎えしやすい猫種でも、日々のストレスを溜めないように配慮することが大切です。

関連記事

猫が幸せを感じた時にみせる10の仕草
『捨てられ離れ離れになった兄妹猫』が再会したら…過酷な環境にいた2匹の結末に号泣すると30万9000再生「涙が止まらん」「感動」
猫が『風に吹かれる』と…気持ちよさそうな表情が最高に和むと71万5000再生の反響「凄い癒やされる」「素敵な時間だね」の声
猫が「アオーン」と鳴く時の気持ち
ボス猫が『パンチしてくる子猫』にとった行動…絶対に怒らない姿が優しすぎると67万再生「癒された」「受け止めてあげてる」の声

  1. 【速報】アメリカ11月の雇用統計 前月比6万4000人増加で市場予想を上回る 失業率は4.6%に悪化
  2. 【速報】カンボジア南部シアヌークビルで日本人16人拘束 特殊詐欺に関与か 中国系企業によるカジノ開発などの影で国際犯罪拠点に
  3. 「進路の遠くの方を見ていた」東京・板橋区で小5の男の子がトラックにひかれ死亡 運転していた会社員を現行犯逮捕【news23】
  4. 妊娠・出産を理由に「不戦敗」となるタイトル戦の規定削除 日本将棋連盟が発表
  5. バレーボール世界最強クラブ決定戦が開幕!日本勢は大阪ブルテオンが初戦で地元ブラジルチームに快勝
  6. たまご価格が過去最高値 1パック308円 エッグショック超え
  7. 「自称・一夫多妻」の男とその妻ら3人逮捕…20代女性との性交動画を盗撮し動画サイトに投稿したか 警視庁
  8. トランプ大統領がイギリスBBCを提訴 約1兆5000億円請求 “恣意的編集”めぐり
  9. 【速報】小5男児が横断歩道でトラックにひかれる 搬送先の病院で死亡 東京・板橋区 警視庁
  10. “衆議院の議員定数削減”来年の通常国会で成立を目指すことで合意 高市総理と維新・吉村代表が会談
  11. 世界初オーストラリアで16歳未満“SNS禁止法”施行 12歳「TikTokが使えなくなった」各国で進む“SNS規制”日本では?【news23】
  12. 「si」→「shi」「ti」→「chi」ローマ字表記を約70年ぶりに改定へ 「ヘボン式」統一でどう変わる【Nスタ】