ヒャッホー♪愛猫が『本気で楽しんでいる』ときに見せる4つの仕草　この姿を引き出すための方法は？

猫は楽しいと感じたとき、どのように気持ちを表現しているのでしょうか？また猫はどんなときに「本気で楽しい」と感じるのでしょうか。今回は、猫が楽しいと感じているときに見せる4つの仕草と猫が楽しいと感じる事柄を紹介します。

1.黒目がちになる

猫にかぎらず、暗い場所では瞳孔が大きく開くのが普通ですが、猫の場合は感情に影響されることもあります。

たとえば「楽しいな！」と感じているときですね。とくに遊んでいるときに気持ちがノってきたときや、興味のあるものを見つけたときなどには興奮で瞳孔がまんまるになり明るい場所でも黒目がちになります。

もしおもちゃで遊んでいる最中に愛猫の目が黒目がちになっていたら「めっちゃ楽しい！」と感じている証拠です。猫にとって遊びは狩りですから、なかなか食いついてくれないなというときは、獲物になりきっていろんな振り方を試してみましょう。

その一方で、「怖い」「イライラする」という気持ちのときにも黒目がちになります。猫が黒目がちになるのは良い感情だけではないことも知っておきましょう。黒目がちになっている理由によってはそっとしておくのが正解ということもありえるのです。

猫はしっぽの形を変えたり、揺らしたりしてさまざまな感情を表現します。それは「楽しい」という感情も例外ではありません。

猫がしっぽをピーンと立てているのは、ご機嫌のサイン。楽しいな、うれしいな、いっしょに遊びたいなといったポジティブな気持ちのあらわれです。またしっぽの先をプルプルと小刻みに震わせるのは、面白いものを見つけて興味津々の証拠です。

そのほかにも、楽しいときにしっぽを振ることもあります。一般的に猫が尻尾を振るのは、イライラやご立腹などネガティブな感情のときだと言われていますが、楽しいときは振り方が異なりますので、注意深く観察しましょう。

ネガティブな感情のときは、しっぽをブンブンと勢いよく左右に振りながら、叩きつけるように動かします。一方ポジティブな感情のときは、しっぽをゆっくりと振ります。

猫は楽しい、うれしいと感じると口元の筋肉が脱力してヒゲの付け根（ウィスカーパット）がぷっくりと膨らみます。猫によっては少し口が開いてしまうことも。

興奮してワクワクしている、好奇心が刺激されているときは、ヒゲがピーンと張って上向きになっています。本気で楽しんでいるときは、ヒゲが10時10分の方向を向いています。

遊んでいるときに「楽しんでいるかな」と思ったら口元をチェックしてみると良いかもしれませんね。

猫は要求が叶ったときなど本当にうれしい、楽しいというときは「ニャニャ」と弾むように鳴きます。たとえば「お腹すいた」と言ったらご飯が出てきたので「やったー！（ニャニャ）」といった感じでしょうか。

また心から楽しいと感じているときは「クルル」または「プルル」という不思議な鳴き方をすることもあります。鳩のような鳴き声と表現する人もいます。

このような鳴き方をするときは、楽しい以外にも甘えたい、仲良くなりたいという意味もあるようです。いっしょに遊ぶ、スキンシップをするなど愛猫との時間を楽しみましょう！

猫に本当に楽しいなと思ってもらうには、猫にとって「気持ちいいこと」「喜ぶこと」「本能を満たすこと」をしてあげるのがいちばんです。とはいえ特別なことをする必要はありません。たとえば、以下のようなことでも猫は楽しいと感じてくれるでしょう。

ただし楽しいと思うことは猫それぞれ。いっしょに遊んだり、スキンシップをとったりしながら、愛猫が楽しいと感じることをひとつでも多く見つけてあげましょう！

猫は「楽しい」と感じたとき、表情やしっぽ、鳴き声で気持ちを表現します。愛猫が楽しんでいるかどうかを知るためには、遊びながら仕草をよーく観察することです。もし今回紹介したような仕草が見られれば、その遊びを楽しいと感じている証拠ですから、ぜひ覚えておきましょう。

遊びのほかにもスキンシップやご飯、おやつなど日常の中の何気ないできごとに大喜びしていることもありえます。

人間と違って表情がはっきりと変化するわけではありませんので、少しわかりにくいかもしれませんが、よく観察して愛猫の「楽しい」をたくさん見つけてあげてくださいね。

最終更新 2024-04-24 20:20