自民党は、SNSなりすまし対策に関するワーキングチームの役員会を開き、LINEから詐欺広告への対応策などについて説明を受けました。
【動画】メタ社の国会招致にも言及 自民がLINEをヒアリング SNSなりすまし対策で
平井卓也 元デジタル大臣
「今回の偽広告を除外するという技術は、実はもうほぼできているというふうに思うし、一部実装されているにもかかわらず今の状況が変わらないというのは、我々全く納得ができません」
LINEヤフー株式会社 妹尾正仁 上級執行役員
「当社としても、こうした詐欺の犯罪が行われているということは大変憂慮、遺憾というところでございます」
役員会でLINE側が「疑わしいやりとりには警告画面を出すなど注意喚起を増やしている」などと、詐欺被害防止の取り組みについて説明したのに対し、出席者からは一定の評価の声も聞かれました。
一方、前回ヒアリングを行ったメタ社の対応については「技術的には詐欺広告の削除はできるのにやらないのは不誠実だ」などとして、もう一度、幹部を呼んで対応を問いただす考えです。
座長の平井元デジタル大臣は「国会への参考人招致も検討いただきたい」としています。