海上自衛隊のヘリコプター2機が伊豆諸島沖で墜落した事故で、木原防衛大臣はあす以降、海上自衛隊の海洋観測艦が海底に沈んでいる可能性の高い機体の捜索を始めることを明らかにしました。
今月20日の事故発生以降、自衛隊や海上保安庁は24時間態勢で捜索活動にあたっていて、昨日はアメリカ海軍の哨戒機も参加しました。
木原防衛大臣はきょうの会見で、新たに機体上部の一部とみられるものやアンテナカバーを回収したことを明らかにしました。
あす以降、海上自衛隊の海洋観測艦も現場に入り、海中に沈んでいる可能性の高い機体の捜索を始めることにしています。
現場の水深はおよそ5500メートルと非常に深いエリアですが、海洋観測艦の能力的に捜索は可能だということです。