■イーストコーストリレー（日本時間28日、アメリカ・フロリダ州 ジャクソンビル）
陸上・短距離のサニブラウン アブデルハキーム（25、東レ）がアメリカで行われた「イーストコーストリレー」の男子100ｍに出場し、10秒15（＋0.9）をマーク。
世界陸上では2大会連続でファイナル進出のサニブラウンは、昨年のブダペスト大会では6位入賞。パリ五輪の参加標準記録（10秒00）を突破すれば代表に内定するが、今季3戦目のこの日も記録には届かず、五輪内定はお預けに。
今年は3月にアメリカで行われた大会（ハリケーン大学招待）で、参加標準記録に迫る10秒02（＋0.5）を記録。今月14日の大会（トム・ジョーンズ招待）では10秒04（＋1.7）と2戦続けて10秒0台と好調をキープしていた。
今大会は東京五輪100ｍの金メダリストL.M.ジェイコブス（29、イタリア）や、200ｍ金メダルのA.ドグラス（29、カナダ）らと同じ1組でのレースで5着、総合で6位だった。ドグラスが10秒11をマークして総合1位。
サニブラウンはバハマで行われる世界リレー（日本時間5月5日～6日）の、4×100mリレーの代表に選出されている。その後は同19日のセイコーゴールデングランプリ陸上（国立競技場）で100ｍに出場する予定となっている。
