眞鍋ジャパン、米国留学経験の宮部藍梨「アメリカ代表の選手たちと切磋琢磨できるのはうれしい」

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2024-04-28 22:50
眞鍋ジャパン、米国留学経験の宮部藍梨「アメリカ代表の選手たちと切磋琢磨できるのはうれしい」

■バレーボール女子日本代表合宿(日本時間28日、アメリカ・アナハイム)

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5月に開幕するネーションズリーグでパリ五輪出場権獲得を目指すバレーボール女子日本代表のアメリカ合宿2日目。

練習場に到着し、バスから降りた選手たちを待っていたのは、この日の朝採れたばかりという真っ赤に熟したイチゴの差し入れ。口々に「美味しそう!」「サンキュー」と答え、体育館に向かった。

チームスローガンである「ONE TEAM ONE DREAM」の掛け声で始まった練習。ウォーミングアップからレシーブ、アタック、コンビネーション、サーブと続き、最後はコートに6人ずつ入っての実践形式も行い、約2時間選手たちは汗を流した。

高校2年生で初めて日本代表入りを果たした宮部藍梨も今や25歳。今回の合宿について「コンビをもう少し合わせていく部分とライト側でしっかり打つことを今年の目標と考えているので、打つ時にどうやって動くかと点の決め方」を念頭に置いて取り組みたいと話した。

宮部にとって合宿地のアメリカは、縁のある国だ。2017年9月からアメリカの2年制大学に留学し、2年時には大学全米選手権で優勝しMVPにも選ばれた。その後もアメリカに残り、合計5年を過ごした。そして2022年には6年ぶりとなる日本代表復帰も果たした。

今回の合宿ではアメリカ代表との練習試合も予定されている。宮部は「アメリカの代表に、自分が大学でプレーしていた頃の選手も何人かいるので、そういう選手たちともう一回同じ土俵に立てて、切磋琢磨できるのはうれしいことだと思います」と口にした。

*写真は左から、古賀紗理那選手、宮部藍梨選手

■宮部藍梨(みやべ・あいり)
1998年7月29日、兵庫県尼崎市生まれ。大阪・金蘭会中3年時に大阪北選抜の一員として全国都道府県対抗中学大会優勝。金蘭会高1年時に高校3冠(全国高校総体、国体、春高バレー)を達成した。2年時に日本代表デビュー。2017年9月から5年間の米国留学を経て、2022年3月に日本代表復帰。同年5月、ヴィクトリーナ姫路に入団した。家族はナイジェリア出身の父と日本人の母。妹はJTマーヴェラス所属の宮部愛芽世。

【ネーションズリーグ女子予選ラウンド日程】※日程は日本時間

第1週 トルコ・アンタルヤ
■5月16日(木)午前2時00分
日本×トルコ
■5月16日(木)午後11時00分
日本×ブルガリア
■5月17日(金)午後8時00分
日本×ドイツ
■5月19日(日)午後11時00分
日本×ポーランド

第2週 マカオ
■5月28日(火)午後8時30分
日本×ブラジル
■5月30日(木)午後5時00分
日本×フランス
■5月31日(金)午後8時30分
日本×中国
■6月1日(土)午後5時00分
日本×ドミニカ共和国

第3週 西日本総合展示場(福岡・北九州市)
■6月12日(水)午後7時20分
日本×韓国
■6月13日(木)午後7時20分
日本×カナダ
■6月15日(土)午後7時20分
日本×セルビア
■6月16日(日)午後6時45分
日本×アメリカ

女子のファイナルラウンドは6月20日~23日 タイ・バンコクで開催される。