成城石井は、4月26日(金)~5月31日(金)までの約1か月、「タイフードフェア」をタイ国政府観光庁協力の下、初開催する。本フェアでは現地より輸入した商品やタイフードと一緒に楽しめるドリンクなども合わせて最大63品が揃うという。その開催に先立ち、試食会に参加した。
同社はエスニック惣菜のパイオニアとしてそのバリエーションを一層広げたいという想いから、エスニック料理の代表格であるタイ料理に着目。タイ料理特有の「辛味」・「酸味」・「甘味」・「塩味」・「旨味」と「香り」が織りなす豊かな味わいを実現するため、同社の自家製惣菜などを製造するセントラルキッチンの料理人が、試行錯誤して惣菜やデザートを新たに8品開発。タイ国政府観光庁のお墨付きを得た商品をリリースする。
試食は全6品で、まずは春雨サラダでスタート。タイ風春雨サラダは冷製のイメージがあるが、本場では温かいまま食べることもあるそうで、レンジで温めるタイプの商品に仕上げた。スイートチリソースをベースにナンプラーやニンニク、ライム果汁と辛味・酸味・甘味のバランスが良い味わいで、むき海老やあさりと一緒にいただくと旨味が倍増して美味しい。
続いて、鶏むね肉をナンプラー、ニンニク、生姜、パクチー、ライム果汁などで和えた「ラープ・ガイ(鶏)」を、春雨と人参、大根を酢やナンプラーなどでマリネしたものと合わせた春雨サラダ。ライムの爽やかな酸味と、春雨や人参のシャキシャキ食感、スーパー大麦のプチプチ食感が楽しめる一品で、本場のラープとは異なり辛さを控えめにしてある。
定番のトムヤム焼きそばは、クイッティアオ(米麺)に殻付き海老のほか、ナンプラーとチリインオイルで味付けをした香味野菜(玉葱、セロリ、人参)、自家製フライドオニオン、パクチーなどをトッピングしてあり、温めると香りが一層引き立つ一品に。自社輸入したココナッツクリームを使用しており、辛味や酸味の中にまろやかさを感じられる味わいに。
タイ南部、イスラム系のタイ料理であるカオ・モック・ガイは、イエローカレーペースト、ターメリックを使用してジャスミンライスを炊き上げ、スパイシーな鶏もも肉、アチャード(野菜の甘酢漬け)、ゆで卵、パクチー、野菜炒め、セミドライトマトをトッピングした一品。ライムが利いたスイートチリソースもポイントで、ピリッとご飯が進む味付けに。
デザートは、タイで人気の練乳を使用したスパイシーなミルクティーとマンゴーの相性の良さに着目した一品で、土台のミルクティーゼリーには、セイロンティー茶葉を使用。練乳とココナッツクリームを加えることで、柔らかい甘味とコクを出した。甘味がありながらもスパイシーでエスニック感のある味わいが特徴で、成城石井ならではの独創的なデザートだ。
また同社運営のワインバー「Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO」でも期間限定のフェアメニューが登場しており、赤身の旨味が特徴の黒毛和牛ウチモモのステーキを、パクチーを加えた爽やかなエスニック風のサラダと組み合わせた新メニューを試食。ガーリックで味付けした殻付き海老も添えられ、ワインともよく合い、非常に食べ応えのある一品に仕立ててある。
なお同社の説明によると、近年のタイでは食事に赤ワインを合わせていただく楽しみ方が一般的になりつつあるそうで、今回のフェア対象商品には、タイフードに合うワイン「ラ プティット ペリエール ピノノワール」(フランス)「ジョニーQ シラーズ」(オーストラリア )なども用意。
この「タイフードフェア」の開催を記念して、「バンコク2泊4日ツアー」やポップな雑貨、成城石井のエスニックセットなどが当たるプレゼントキャンペーンも実施する。店頭やオンラインでフェア対象商品となるタイの自家製惣菜やデザートなどを購入後、レシートを所定の方法で応募すると抽選で当選する。夏の入口を感じる季節、成城石井のフードでエキゾチックなタイの食と文化を満喫してみては?
〈成城石井 タイフードフェア〉
https://www.seijoishii.com/etc/thai_food_fair/2024/?_gl=11ynorkm_gaMTcwODYzNDIwNy4xNjc2ODEzNjY4_ga_7WRPJTET6H*MTcxNDQ2MDk2NC41NS4wLjE3MTQ0NjA5NjQuNjAuMC4w