村岡桃佳、スーパー大回転で銀メダル「私は本当に滑れるのか」ケガや葛藤乗り越え 今大会日本勢メダル第1号に【ミラノパラ】
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-03-09 21:27

■ミラノ・コルティナパラリンピック アルペンスキー女子スーパー大回転(座位)(日本時間9日、トファーネ・アルペンセンター)
パラアルペンスキーの女子スーパー大回転が行われ、村岡桃佳(29、トヨタ自動車)が銀メダルに輝いた。村岡は今大会の日本勢メダル第1号となり、パラ通算では10個目のメダル獲得となった。
村岡は昨年11月にイタリアで合宿中に転倒し、左鎖骨を骨折。緊急帰国し手術を行った。リハビリを経て、雪上に戻ったのは2月中旬。今シーズンは実戦の試合には一度も出場せず、ぶっつけでパラリンピック本番を迎えたが、7日の滑降は欠場した。
「おとといダウンヒル(滑降)のレースがあって、そのレースを見ながら私は本当に滑れるのだろうかとすごく不安な気持ちで、今日のスタートにも立った」と、レース後に正直な思いを口にした村岡。
「正直、今日のレースは勝ちを目指したというよりゴールを目指したレースだった」と話し、「そこに対する悔しさというか、複雑な気持ちはあるんですが、その結果、ゴールしたらいいことがあるんだなって」と、この日初めての笑顔を見せた。
「1年ぶりのレースで、ケガからの復帰戦でこういう結果になったのは、すごくうれしい」と喜び、「メダルを取ることは自分の目標でもあり、競技をする上で自分の使命だとも思うので、ちょっと安心はしますね」と、はにかんだ。
今大会まず1つ目のメダルを獲得した日本女子のエースは、明日に向けて「自信はあんまりないんですけど、でも今自分ができることを一つ一つやっていくことが大切だと思うので、また明日から頑張りたい」と、意気込んだ。