猫のイタズラ防止にも効果的な『霧吹き』!猫に効く3つの理由と上手に実践するためのコツ

2024-05-02 17:00

猫のしつけに「霧吹き」が使われることがあります。猫が霧吹きを嫌がるのはなんとなく想像がつきますが、ここではイタズラ防止に効果的である理由を整理し、霧吹きを活用するときのコツとあわせて解説します。

1.猫は濡れるのが苦手だから

水にびっくりする猫

猫は、体が水で濡れることを苦手とする動物です。多くの動物は水浴びをしますが、猫の祖先といわれているリビアヤマネコには水浴びの習慣がありません。

たとえば、犬は水遊びを好みますよね。犬が水浴びをする理由は、熱中症対策や汚れの除去やストレス軽減などです。しかし、猫の毛は犬のように脂分が多くなく水もはじきにくく、毛が濡れやすく乾きにくい特徴をもつため、猫は犬のように水浴びを好むわけではありません。

そして猫は被毛で体温調節をするため、濡れたまま過ごすと体温が奪われてしまい、命にかかわることもあるのです。

猫が水に濡れることを嫌がる理由はこのように本能レベルのことなので、猫の苦手とする「霧吹き」をイタズラ防止に使うとことは、猫の動きを抑制する意味で効果があるといえます。

2.飼い主が「黒幕」であることを悟られにくいから

スプレーをされる猫

「霧吹き」を使うと、人間が直接猫を触ったり大声で怒鳴ったりする必要がありません。少し離れたところから「シュッ」と吹きかけることもできるため、猫が「人間(飼い主さん)に嫌なことをされている」と思う確率を減らせるのです。

猫にとって体を濡らされる「霧吹き」は嫌いなものなので、確かに「しつけ」の役には立ちますが、それが「飼い主さんの仕業」であることを悟られてしまうのはNGです。しつけをすることで飼い主さんが愛猫から嫌われてしまうのでは、しつけの趣旨が変わってしまうからです。

また一度失った愛猫からの信頼は、なかなか簡単には取り戻せません。そのため、せっかくこれまで構築してきた信頼関係に亀裂が入ってしまわないように、上手に「黒幕」のまま霧吹きを使いこなす必要があります。

3.「コレをする=嫌なことがある」と学習するから

びしょ濡れの猫の顔

「猫は犬ほど賢くない」などと言われることがありますが、猫は学習能力がないわけではけっしてありません。

猫の知能を人間に例えると「2~3歳の幼児レベル」といわれていますが、「生きること」や「興味のあること」というような本能を刺激する事柄に関しては学習できる動物です。トレーニング次第では「お手」や「おかわり」などの芸を覚える猫もいるほどなのです。

だからこそ、猫に「霧吹き」で水をかけることで、イタズラ防止のしつけをすることができます。

「ここに行くとミストが降ってくる」「ここに乗ると急に濡らされる」など、同じ場所で嫌な体験を繰り返することによって、猫は学習します。霧吹きでしつけをされた後は、嫌な体験をした場所を避けるようになります。

霧吹きは手軽に使えて、中身も水なので猫の体にも心配なし。コストパフォーマンスもタイムパフォーマンスも優れていることから、活用しやすいアイテムといえそうです。

霧吹きを使うときのコツ

霧吹きを使う人間の手

猫に霧吹きを使うときは、猫の死角から噴霧することが重要です。

理由は先述したように、水をかけているのが飼い主であることを知られてはならないからです。そのため、霧吹きを猫の顔に吹きかける行為も当然禁止です。

霧吹きを使う際のおすすめのタイミングは、「現行犯」がポイントです。

たとえば、食卓の上に乗る習慣をやめさせたいとします。猫がその場所に乗っているときや乗った瞬間に、猫の見えないところから「シュッ」と霧吹きで水をかけるのです。

猫の記憶力は短期記憶がメインなので、時間が経ってから叱ってもなぜ叱られているのかを理解することができません。イタズラ等の叱るべき事態を目にしたら、その場で実行してしつけるのが重要です。

まとめ

猫と霧吹き

猫をしつけるときは、猫の「嬉しいこと」「嫌なこと」がポイントとなります。

猫は、「これをすると嬉しいことがある」「ここに行くと嫌なことが起きる」という心理で行動するので、霧吹きを上手に活用してくださいね。上手に進めることで、猫に近づいて欲しくない場所の近くに霧吹きを置いておくだけで、猫が近づくなることもありますよ。

また、たまに霧吹きの水に慣れてしまう猫もいます。そのような場合は、市販の「イタズラ防止スプレー」「しつけスプレー」もお試しを。しつけスプレーは猫の体に安全でかつ猫の苦手な香りが使われているものです。

なお、いくら自宅に常備しているからといって、住居用の消臭剤や衣類のミストなどを猫にかけてはいけません。猫が健康を害するおそれがあるので、絶対にやめてくださいね。

関連記事

猫が甘噛みをする6つの理由としつけ方法
猫が『ロボット掃除機』の邪魔をした結果…"全く動じない姿"が面白すぎると129万再生「大物」「マッサージだと思ってる?w」と反響
猫が乗ってくる5つの理由とその心理
『病気がちだった保護子猫』が成長したら…4年間の記録が素敵すぎると18万6000再生の大反響「感動しかない」「号泣して無理」の声
『人間不信の野良猫』を保護したら…"2ヶ月間の軌跡"に涙がでると55万5000再生「愛情は必ず伝わる」「思わず笑顔になった」の声

  1. 訪日外国人を入国前に審査へ 入管難民法改正案を閣議決定 政府
  2. 安倍元総理銃撃事件で無期懲役判決の山上徹也被告 旧統一教会の解散命令は「当然」
  3. 【富山市で親子2人死亡】逮捕された男は時速140キロ超えで交差点に進入か 「他の車を追い抜こうと思った」 事件現場近くの防犯カメラ映像も【news23】
  4. 「作業員がガスを吸い込み…」岐阜・可児市の大王製紙工場で6人搬送
  5. サッカーしている?小学校のグラウンドにイノシシ 鼻や前足使ってボール転がす姿 広島
  6. 防衛省 長距離ミサイル「島しょ防衛高速滑空弾」を静岡県の富士駐屯地に配備へ
  7. Apple 10万円以下の新たなノートPC「MacBook Neo」販売開始へ 手頃な価格帯で客層広げたい考え
  8. 「今日は再び最も激しい攻撃の日に」米ヘグセス国防長官 攻撃激化も“泥沼化”は否定
  9. 千葉で水道料金18.6%値上げへ お知らせ「見たくなくて捨てた」 水道代はいくらに?そもそも料金はどう決まる?【Nスタ解説】
  10. 「イグ・ノーベル賞」授賞式をアメリカからヨーロッパへ移行 トランプ政権のビザ厳格化など影響か
  11. 千葉・流山市の社員寮で従業員に暴行加え殺害か 工事会社の代表ら男3人逮捕 日常的に暴力を振るっていた可能性も
  12. 「イラン側は慌てふためいている」米ヘグセス国防長官 イランへの攻撃さらに強める姿勢を強調