バイデン大統領　ホロコースト追悼式典で「意見が異なる時もイスラエルの安全にコミットする」と強調

バイデン大統領は7日、ユダヤ人の大量虐殺＝ホロコーストの追悼行事で演説し、イスラエルとの連帯を改めて強調するとともに反ユダヤ主義の動きを強く批判しました。

バイデン大統領
「ユダヤ人とイスラエルの安全、ユダヤ人国家として存在する権利に対する私のコミットメントは、たとえ意見の違いがある時でも揺るぎません」

バイデン大統領は、ホロコーストの追悼行事の中で、このように述べた上で、イスラム組織ハマスに拘束されている人質の救出に引き続き全力をあげる姿勢を示しました。

また、パレスチナ自治区ガザでの軍事作戦をめぐってイスラエルを批判するデモが全米に広がっていることを踏まえ、「言論の自由や、平和的に抗議を行う権利を尊重するが、反ユダヤ主義やヘイトスピーチ、暴力は大学だけでなくアメリカのどこであっても許されない」と強調しました。