山本由伸、本拠地初白星の4勝目!自己最長8回2失点の好投、2被弾も打線8得点 大谷無安打もド軍6連勝

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2024-05-08 13:40
山本由伸、本拠地初白星の4勝目!自己最長8回2失点の好投、2被弾も打線8得点 大谷無安打もド軍6連勝

■MLB ドジャース 8ー2 マーリンズ(日本時間8日、カリフォルニア州ロサンゼルス、ドジャースタジアム)

ドジャースの山本由伸(25)は今季8度目の先発マウンドに上がり、8回97球を投げ5安打2失点、5奪三振の好投。本拠地初白星となるメジャー4勝目を手にした。防御率は2.79に。

1回には先頭打者弾を浴び出鼻をくじかれ、6回にソロ本塁打を許したが、打線は1回にM.マンシー(33)が満塁ホームランを放つなど、5安打で8得点と大量援護。大谷翔平(29)は2打数無安打も、チームは今季2度目の6連勝、貯金は今季最多の「12」に。

山本の立ち上がりは先頭のチザムに初球ストレートをライトスタンドに運ばれ、いきなり先頭打者本塁打を浴びた。4月20日のメッツ戦から15イニング連続で無失点を刻んできたが、16イニング目でストップ。被弾はメッツ戦以来3試合ぶりでメジャー4本目。

その後、2番のデラクルーズは一飛、続くバーガーは空振り三振で立て直すと、4番・ベルにヒットを許したが、5番・サンチェスを二ゴロで切り抜けた。その直後の1回、1死から大谷翔平(29)が四球で出塁すると、フリーマンが死球、スミスの四球で満塁のチャンスに。ここでM.マンシーが9号満塁ホームランを放ち、強力打線が逆転に成功。すぐさま山本を援護した。

2回、3回は3者凡退に抑え、安定したピッチングで中盤へ。4回は2死からサンチェスに二塁打を許したが、アンダーソンを中飛に打ち取り、5回は下位打線を相手に7番・ゴードンから3者凡退で追加点を許さず。先制弾被弾後はここまで59球で抑え、勝利投手の権利を得た。

6回は先頭打者弾のチザムを遊ゴロに打ち取ったが、続くデラクルーズに3球目スプリットをレフトスタンドに運ばれ、この日2本目の本塁打を浴びて8-2。

メジャー初の7回のマウンドに上がった山本は、サンチェスを空振り三振に仕留めるなど3者凡退。さらに8回も続投し、1死からヒットを許したが後続を打ち取りマウンドを降りた。

ベンチではチームメイトとハイタッチを交わし、大谷にも肩を叩かれ笑顔をみせた。3月21日のデビュー戦(vsパドレス)では1回5失点とほろ苦いデビューとなった山本だが、4月7日のカブス戦でメジャー初勝利を手にしてから負けなしの4連勝、本拠地では4度目の登板で初勝利を飾った。