■MLB ジャイアンツ 4ー1 ドジャース(日本時間16日、カリフォルニア州サンフランシスコ、オラクル・パーク)
ドジャース・大谷翔平(29)が敵地でのジャイアンツ戦に「2番・DH」でスタメン出場し、この日は4打数2安打1四球(2三振)。3試合連続マルチ安打をマークし、打率は.361から.364に上昇し両リーグトップに。
ナ・リーグ首位のドジャースは勝てば同一カード3連勝とフィリーズに次ぐ30勝到達だったが、完封負け逃れるも敗れ29勝16敗。
大谷はジャイアンツ先発の右腕L.ウェブ(27)を相手に、第1打席はフルカウントからの四球。その後打線は1死満塁の先制機を作ったが無得点に。第2打席はカウント1-2から低めのスライダーを見送るも、ストライク判定で見逃し三振となり、大谷は何度も首を降りながらベンチに戻った。
ドジャース先発のE.エルナンデス(29)は3回に1死一塁の場面で、1番のヤストレムスキーに2ランを浴び先制点を奪われた。さらに6回にもタイムリーを許し0-3。
大谷は2点を追う5回、2死無走者の場面で、ウェブの2球目ストレートを弾き返しセンター前ヒットを放った。続くF.フリーマン(34)のヒットで三塁まで進んだが、4番のW.スミス(29)が遊ゴロで得点ならず。
7回の第4打席は2死から前のM.ベッツ(31)がヒットで出塁すると、ジャイアンツは3番手・左腕E.ミラー(26)に交代。大谷は1-2と追い込まれてから4球目の外角高めのストレートを見送ったが、球審はストライク判定でこの日2度目の見逃し三振。自信を持って見送った大谷は一度右手を出してアピールするも、首を横に振りながらベンチに戻った。
打線は8回にM.マンシー(33)の犠飛で1点を返す。1-4で迎えた9回、大谷の第5打席は2死一塁でこの日2本目のヒットをレフトに放ったが、続くフリーマンが二ゴロに倒れ反撃ならず無念のゲームセット。