短時間に同じ場所で複数地震発生　緊急地震速報の過大評価につながったか　石川・能登地方で震度5強　気象庁

きょう午前6時31分ごろに石川県能登地方で発生した最大震度5強の地震に先立ち、気象庁は東北地方から近畿地方にかけての広い範囲に緊急地震速報を発表し、最大震度6強程度の揺れへの警戒を呼びかけました。

これについて、気象庁は地震の規模を示すマグニチュードが実際には5.9と推定されるところ、緊急地震速報発表時には7.4と過大に推計されていたということです。

原因について、「観測機器の異常などは今のところ確認されていない」としたうえで、「短時間に同じ場所で複数地震が発生していて、そのことが何らかの影響をもたらしたのではないか」として引き続き精査するとしています。