日本中学校体育連盟は、2027年度の全国中学校体育大会から水泳やスキーなど、9つの競技を行わないことを明らかにしました。
全国中学校体育大会は、教育活動の一環として中学生に広くスポーツをする機会を与えるため、1970年から実施されてきました。
現在は、夏は16競技、冬は4競技で熱戦が繰り広げられています。
しかし、少子化の影響や教員の負担軽減のため、日本中学校体育連盟が4年前から大会の在り方について検討を重ねた結果、▼競技数を減らすことや、▼大会の規模を縮小することを決定しました。
2027年度の全国大会から、水泳、スキー、ハンドボール、体操、新体操、ソフトボール男子、相撲、スケート、アイスホッケーのあわせて9つの競技を行わないということです。
そのほかの11の競技については、27年度以降も開催されるということです。
また、▼全国大会の開催日程を3日間以内とし、▼参加者を現行の3割程度減らす方針です。
6年後に改めて、今後の大会の在り方を見直すということです。