猫の『激怒症候群』を知っていますか?気になる3つの症状 普通の怒りとの違いや対処法も

2024-06-10 12:00

猫の「激怒症候群」を知っていますか?ある日突然、なんのきっかけもなく衝動的に制御できないほどの激しい攻撃行動をするようになる病気です。症例も少なく、なぜ起こるのかもまだよくわかっていません。今回はそんな激怒症候群の特徴的な3つの症状について解説します。また通常の怒りとの違い、怒りの対処法についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

激怒症候群の3つの症状

怒っている猫

猫がきっかけもなく突然襲いかかってくるようになった…このような場合は「激怒症候群」という病気かもしれません。

激怒症候群は猫では症例数も少なく、まだまだわからないことも多い病気ですが、いくつか特徴的な症状があります。

  • きっかけがない
  • 突然の激しい攻撃
  • 制御することができない

具体的にはどのような行動が見られるのでしょうか。詳しく解説していきます。

1.ある日を堺に攻撃をするようになる

猫の激怒症候群は、ある日突然、制御ができないほどの激しい攻撃をするようになります。これまでに人に噛みついたり、引っ掻いたりしたことのない穏やかな性格の猫であっても、発症する可能性があります。

激怒症候群の猫を診察したことのある獣医師によると、ふだんは「甘えん坊で大人しい性格の猫が多い」と感じているようです。

つまり激怒症候群は猫の性格とは無関係に、突然激しい攻撃をするようになるのです。もちろん育て方や接し方に問題があるわけでもありません。

2.きっかけもなく突然襲いかかってくる

猫が攻撃的になるときは、恐怖心、怒り、不快、痛みなどのなんらかの原因があるのが普通です。ところが激怒症候群の猫は、なんのきっかけもなく突然激しく攻撃をしかけてきます。

また猫は攻撃の前に「シャー」「ウー」という声をあげたり、毛を逆立てたりといった威嚇行動が見られます。しかし激怒症候群の場合はこのような威嚇行動がなく、突然襲いかかってきます。

そのため飼い主さんや同居の動物にとっては、原因もわからずに不意打ちをされることになります。

3.眠りが浅いときに症状が出やすい

激怒症候群の攻撃行動には一貫したきっかけはありませんが、起こりやすいタイミングがあるようです。

そのひとつとして挙げられているのが、ウトウトしているときや寝起きなどの比較的眠りが浅いときです。もし眠りが浅いときに攻撃行動が起こりやすいのであれば、注意するべき目安となるでしょう。

愛猫が眠るタイミング、起きるタイミングを把握することで、ある程度は攻撃を防げるようになる可能性があります。

通常の攻撃行動と激怒症候群の違いは?

不満げな顔の猫

通常の攻撃行動と激怒症候群の大きな違いは「きっかけとなる出来事の有無」です。上述のとおり、猫はなんらかの理由があって攻撃をしかけてきます。飼い主さん的には、原因もなく突然攻撃されたように思うことも多いかもしれませんが、猫的にはきちんと理由があるはずです。

猫が突然攻撃行動をするきっかけは、さまざまで一概には言えませんが、たとえば以下のようなことが考えられるでしょう。

  • 極度の緊張や恐怖を感じて
  • 長時間なでられた
  • 触られたくない場所やタイミングでなでられた
  • 出合い頭に驚いた
  • なんらかの刺激を受けて興奮していた

もしこのような理由もなく、突然激しく攻撃をされることがあるなら、一度動物病院で相談することをおすすめします。

怒って攻撃になっている猫の対処法は?

怒っている顔の猫

猫が怒りで攻撃的になっているときは、話しかけたり、止めようとせずに落ち着くのを待つのが基本です。攻撃が激しく怪我のおそれがあるような場合は、そっと距離を取り、ほかの部屋に避難して飼い主さんの安全を確保しましょう。激怒症候群の猫も同様に対応します。

制止できないほどの攻撃行動は猫にとっても、飼い主さんにとっても危険です。獣医師の診察を受け改善に努めるようにしましょう。

受診の際は、攻撃行動の前後の様子を記録し伝えられるようにしておくとスムーズです。また飼育環境などもメモをしておくと原因の特定に役立ちます。

激怒症候群の場合は原因が不明なことが多いため、完治は望め無い可能性が高いです。しかし脳の異常が関連しているということも一説にあるため、薬によって症状をコントロールできる可能性があるようです。獣医師とよく相談し上手に付き合っていきましょう。

まとめ

鳴いている2匹の猫

ある日突然、制御できないほどの激しい攻撃行動をするようになる激怒症候群。まだまだ症例が少なく、わからないことも多い病気です。

激怒症候群の猫は、飼い主さんや仲の良い同居の動物に対しても本気で攻撃をしてきますので、場合によっては大怪我のおそれがあり大変危険です。また激怒症候群の猫も攻撃行動の際に怪我をしてしまう可能性があります。

お互いの安全のためにも疑いがある場合は、早めに動物病院を受診し、適切に対処する必要があるでしょう。

激怒症候群は、生涯に渡って付き合っていくことになりますので、信頼できる獣医師を見つけられるかどうかも重要になります。

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