奈良県教育委員会は11日、県立御所実業高校の岡野健太講師(25)と、御所市立葛小中学校の細井祐真教諭(25)を懲戒免職処分にしたと発表。
1万円の見返りに…
県教委などによると、岡野講師は昨年11月、大阪の通称グリ下に出入りしていた女子中学生に、1万円の電子マネーを送付。
その見返りに、大阪府内のホテルでわいせつな行為をした。
少女は「お金がほしい」などとSNSに書き込み、それを見つけた講師がアプローチしていた。
2人ともに逮捕
また、細井教諭は今年5月下旬、中学3年の女子生徒(14)に対して、裸やわいせつな行為をスマホで撮影し、SNSで送るように要求。
さらに、自身の下半身画像を女子生徒に送っていた。
生徒の保護者が警察に通報し、事件が発覚。
なお、岡野講師も細井教諭も5月に警察に逮捕されている。
細井教諭が逮捕された当時、御所市教委は「真面目な教諭だったので、非常に衝撃を受けている」と、トレンドニュースキャスターの取材に語っていた。
「あってはならない」
奈良県教育委員会は、「学校教育の信頼を著しく損なうもので、極めて遺憾」。
また、「児童生徒を指導する教育公務員が、法を犯す行為はあってはならない」などとコメント。
教委の聞き取りに、2人とも「申し訳ないことをした」と話したという。