きのう午後、群馬県の駐車場で、運転していた男性が降りた後に車が動き出し、男性の妻がひかれて死亡しました。事故当時、雪が降っていて、路面はすべりやすい状態だったということです。
きのう午後3時45分ごろ、群馬県嬬恋村にある温泉旅館の駐車場で74歳の男性が乗用車をとめて降りたところ、車が後ろに動き出し、助手席から降りた妻の田中三重子さん(71)が下敷きになりました。三重子さんは搬送先の病院で死亡が確認されました。
警察によりますと、車のエンジンはかかったままで、2人は荷物を降ろそうとしていたということです。
2人は京都から旅行で嬬恋村を訪れていました。
事故当時、現場では雪が降っていて、路面は滑りやすい状態だったということです。
警察が、なぜ、とめた車が動き出したのかなど、事故の原因を調べています。