横浜市の調理施設で今月、提供前の給食のごはんに異物が入っているのが見つかり、およそ5700人分の提供が中止されました。この日、給食のメニューはカレーでしたが、施設から提供を受ける多くの学校でごはんが出なかったということです。
【動画】中学校の給食が「ごはんなしのカレー」に 給食調理施設で異物混入が見つかりおよそ5700人分の「ごはん」の提供が中止に 横浜市
横浜市教育委員会によりますと、今月10日、市が委託している中学校給食の調理施設で、麦ごはんから脱酸素剤1個が見つかりました。
脱酸素剤は麦の酸化を防ぐためのもので、ごはんを炊く際に誤って混入したということです。
また、他にも行方がわからない脱酸素剤があったことから、市は3つの区の22の中学校への麦ごはん、およそ5700人分の提供を中止しました。
この日の給食のメニューはカレーやチーズオムレツでしたが、この影響でほとんどの学校でごはんを出せない事態になりました。