きょう、九州北部の梅雨入りが発表されました。さらに九州南部と四国地方では梅雨前線などの影響で、あす午前にかけて線状降水帯が発生するおそれがあります。一方、関東などではきょうも厳しい暑さとなりました。
【動画】九州北部梅雨入り 九州南部と四国で線状降水帯のおそれ あすは西日本・東日本でも雷伴う激しい雨に厳重警戒
きょうは、低気圧や梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、九州を中心に雨の範囲が広がっています。
気象庁によりますと、雨は今後、強まりながら、さらに範囲が広がる予想となっていて、▼奄美地方を除く鹿児島県と宮崎県では今夜からあす午前中にかけて、▼四国地方ではあす午前中、線状降水帯が発生して大雨災害が起きる危険度が急激に高まる可能性があります。
また、気象庁はきょう、九州北部地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
気象庁は、あすにかけて西日本・東日本でも猛烈な雨になるとして、土砂災害などに厳重に警戒するよう呼びかけています。
一方、関東や東北などでは、きょうも厳しい暑さとなっていて、埼玉県の熊谷と群馬県の館林で32.6℃を観測するなど、全国80地点で「真夏日」となりました。