犬と暮らしてわかった『大変な思い・幸せなこと』とは?迎える前に絶対知っておくべきことまで

2024-06-23 16:00

これから犬を迎えようとしている飼い主初心者さんの頭の中は、楽しい暮らしへの期待でいっぱいかもしれません。その子とでなければ得られないような幸せがたくさんある反面、大変な思いもたくさんあるのが現実です。生涯のパートナーとなる犬を迎える前にぜひ知っておいていただきたい、犬との暮らしでわかった「大変な思い・幸せなこと」をご紹介します。

犬を迎える前に知っておいてほしいこと

頭を撫でられてウットリする犬

犬の飼育頭数は、2009年頃をピークに減少傾向が続いています。しかし、ワークスタイルやライフスタイルが変化したコロナ禍を機に、新しく犬と一緒に暮らし始めようとされている方も増えたのではないでしょうか。

逆に人生100年時代を迎え、シニア期に入ったことを理由に新しい犬を迎え入れることを諦めた方たちも増えてきているのが現実だと思います。

実際に犬と暮らした方が体験を通してわかった「大変なこと」「幸せなこと」について解説します。これから初めて犬を迎えようとしている飼い主初心者さんや、年齢を理由に犬の迎え入れをためらっている方にぜひ参考にしていただきたいと思います。

犬と暮らしてわかった「大変な思い」

部屋中を荒らした犬

犬は一生自立しない子どもと同じ

人間のお子さんの場合、なにか事情がない限り、いずれは自力で生計を立てて暮らしていくのが一般的です。成長過程や自立後も、ご両親の手助けをしてくれるようになることも増えていくでしょう。

しかし、犬は生涯自立することができません。犬の自立を阻むのが、犬を飼い主さんの家に迎え入れるという暮らし方だからです。そのため「食事の用意」「衛生管理」「散歩や運動」「必要な獣医療の受診」というような飼い主さんの義務や責任は、たとえご自身が体調を崩してもやめることはできません。

飼い主さんご自身の生活も、年齢や時代の流れに応じて変化していきます。自立できない愛犬を生涯ケアしていくことは、頭で考える以上に大変なことです。

避けて通れない下の世話や看病

生き物と一緒に暮らすわけですから、当然下の世話を避けて通ることはできません。しかも犬の場合、散歩中や外出時も、飼い主さんがきちんとコントロールし、排泄してしまった場合はきれいに後片付けをしなければなりません。

また、どんなに元気な犬で日頃からしっかり予防をしていても、病気も怪我もしないということはないはずです。老犬になれば寝たきりになるかもしれません。飼い主さんの体力によっては、大型犬のサポートはかなりの苦労が伴うことになるでしょう。

どんなに賢い犬でもしつけは大変

愛犬がどんなに可愛くても、決して飼い主さんの思い通りにはなりません。

よくトレーニングされた犬の動画などを見ると、犬はすぐに飼い主さんの指示に従えるようになると思うかもしれませんが、実際のトレーニングはそんなに簡単なことではありません。

犬の習性や考え方を理解した上で、個性に合わせた効果的なしつけ方を工夫し、継続的にトレーニングをしなければなりません。愛犬と一緒にスクールに通う必要も出てくるかもしれません。それだけの時間をしっかり確保しなければならないのです。

途中で投げ出さない覚悟が必要

どんなに元気な飼い主さんでも、体調を崩すこともあれば、年齢を重ねて今までできていたことができなくなってくることもあるでしょう。

まだ若い飼い主さんの場合は、入学、就職、結婚、出産など、大きく生活が変わることもあるでしょう。

こういった事も含めて、愛犬と生涯をともにする覚悟ができてからでなければ、犬を迎えることはおすすめできません。

犬と暮らしてわかった「幸せなこと」

愛犬と外食を楽しむ女性

では、犬と暮らしているとわかる「幸せなこと」とは、具体的にどのようなことなのでしょうか。

いつもと同じ毎日が幸せに感じるようになる

愛犬との暮らしと聞くと、「旅行」「ドッグスポーツを楽しむ」などの特別な出来事を思い浮かべるかもしれません。

しかし、実際に愛犬と生活をともにすると、実は何事もない日常が毎日つつがなく続くことにも幸せを感じらるようになるという飼い主さんが少なくありません。

愛犬の大切さが身にしみる

愛犬をトリミングサロンに預けたり動物病院に入院させたりして、飼い主さんだけがご自宅に帰ったときに、家の中がとても静かで広く感じ、愛犬のいない寂しさと大切さが身にしみるという経験をします。

再び愛犬が帰宅したときの嬉しさは、言葉では表しきれません。

お互いが家族の一員となれたことの幸福感

一緒に暮らす時間が長くなればなるほど、アイコンタクトやちょっとした仕草などで、お互いの意思疎通が図れていることを実感することが増えてきます。

また、愛犬から深く信頼され、すっかり心を許してくれていることを実感することも多くなります。

そんなとき、本当の家族になり、お互いに無くてはならない存在になっていることの幸福感を味わえます。

まとめ

楽しそうな中高年カップルと大型犬

まだ若い方も終活を考え始めた方も、愛犬と一緒に暮らすことの大変さや幸せなことの双方をしっかりと考えましょう。

その上で、乗り越えることができるという覚悟ができた場合は、ぜひ犬を迎え入れてください。

たとえどんなにつらいことでも、信頼関係を築いた愛おしい愛犬と一緒であれば、きっと乗り越えられることでしょう。

関連記事

トイレに入りたいだけなのに…まさかの『犬が邪魔してくる光景』がまるでコントだと6万再生「絶対からかってる」「パパ好きすぎw」と爆笑
犬が『お友達』と一緒にお買い物をした結果…可愛すぎる光景が94万再生「赤ちゃんみたい」「おもちゃ真剣に選ぶのたまらんw」と悶絶の声
大型犬が1日中『赤ちゃんをお世話』した結果…まるで母親のような『過保護すぎる育児』が107万再生「気になるんだね」「可愛すぎ」と絶賛
犬に『スマホ』見せてみた結果…まさかの『断固拒否』する光景に爆笑「ナイスブロック」「息ピッタリ合っててすごいw」と15万再生を突破
生まれて51日目の『赤ちゃん犬』が先輩犬たちと触れ合った結果…個性的すぎる『やり取り』が30万再生「動きがいちいち可愛い」「パワフル」

  1. トランプ政権「国家安全保障戦略」公表 台湾紛争抑止で日本・韓国に防衛費増額求める 戦略全体では「アメリカ第一」鮮明に
  2. 米中がテレビ電話で閣僚級協議 貿易の懸念事項解決に向け意見交換
  3. ドイツ連邦議会 新たな兵役制度の法案可決 14年ぶりに徴兵制復活も可能に
  4. 高市総理 就任後初の“夜会合” 党の幹部らと国会対応など意見交換か 一方で与党提出の定数削減法案は「あまりに乱暴」野党が反発【news23】
  5. 死者1万8000人・経済被害は83兆円と推計か 首都直下地震の新たな被害想定 年内にも公表へ 政府掲げた目標には届かず
  6. 中国の艦船100隻超が東アジア海域に展開…軍事演習は? 背景に高市総理発言への反発か 中国外務省「法に則り活動」
  7. 旧統一教会・田中富広会長が辞任へ 解散命令の東京高裁での審理も終結 予定の記者会見では献金被害訴える元信者らに謝罪検討
  8. 東京・新宿区が民泊4事業者に初の“廃止命令” 今後3年間の営業禁止 業務停止命令を無視して違反繰り返す 都内では民泊の苦情など増加
  9. ノーベル生理学・医学賞選出の坂口志文 大阪大学・特別栄誉教授 授賞式会場のスウェーデン・ストックホルムに到着
  10. 「彼女に会いたい」病院から逃走の理由か? 手錠つけたまま逃走・確保の島田健太郎被告 病室の置き手紙には“海か山に向かう”
  1. 「彼女に会いたい」病院から逃走の理由か? 手錠つけたまま逃走・確保の島田健太郎被告 病室の置き手紙には“海か山に向かう”
  2. 高市総理 就任後初の“夜会合” 党の幹部らと国会対応など意見交換か 一方で与党提出の定数削減法案は「あまりに乱暴」野党が反発【news23】
  3. ドイツ連邦議会 新たな兵役制度の法案可決 14年ぶりに徴兵制復活も可能に
  4. 【速報】トランプ大統領「米国での小型車の製造を承認」日本勢に追い風か? SNSで製造を呼びかけ
  5. トランプ政権「国家安全保障戦略」公表 台湾紛争抑止で日本・韓国に防衛費増額求める 戦略全体では「アメリカ第一」鮮明に
  6. 死者1万8000人・経済被害は83兆円と推計か 首都直下地震の新たな被害想定 年内にも公表へ 政府掲げた目標には届かず
  7. 中国の艦船100隻超が東アジア海域に展開…軍事演習は? 背景に高市総理発言への反発か 中国外務省「法に則り活動」
  8. 旧統一教会・田中富広会長が辞任へ 解散命令の東京高裁での審理も終結 予定の記者会見では献金被害訴える元信者らに謝罪検討
  9. 米中がテレビ電話で閣僚級協議 貿易の懸念事項解決に向け意見交換
  10. ノーベル生理学・医学賞選出の坂口志文 大阪大学・特別栄誉教授 授賞式会場のスウェーデン・ストックホルムに到着
  11. 東京・世田谷区 民間人の“空襲被害者”に見舞金3万円を支給する条例可決 都内で初 空襲遺族は国による補償への期待も「戦後80年の機会に前へ」
  12. 内定数がコロナ禍より減少? ABABAが27年卒就活の未来を解説!急速に難化する就活環境への対応策とは