猫の鳴き声のバリエーションは、その数10種類以上とも言われています。鳴き方によっては、まるで「人の言葉」を話しているように聞こえることもありませんか?今回はそれらをピックアップして3つご紹介しますので、ぜひ最後までお楽しみください!
しゃべっている風に聞こえる『人の言葉』3選
1.定番の「ごはん」
真っ先に思い浮かべる言葉はやはり「ごはん」ではないでしょうか?
「うにゃ〜ん」と食事の前にアピールする鳴き声は、まるで「ごはん」としゃべっているようですね。
実はこの言葉は、猫の学習の成果とも考えられています。
「ごはんがもらえた」「この鳴き方をするとよいことが起きる」と学び、鳴き声を出しているようです。
筆者は2匹の愛猫がいますが、そのうちの食いしん坊な1匹だけ「ごはん」と元気よく訴えてきます。
もう1匹はあまり鳴かないことから、食いしん坊な猫ほど必死にアピールするのかもしれません。
2.美味しすぎて?「うまいうまい」
ごはんを食べながら「うみゃうみゃ」という鳴き声を出している猫は、とても愛らしくユニークです。
SNSでは、この鳴き声に関する動画が話題になることも多く、注目を集めています。
食べながら鳴く理由としては「美味しすぎて興奮していること」や「自分のごはんを取られないよう牽制していること」が考えられるようです。
飼い主さんとしても、愛猫が美味しいと感じていることに安心でき、一生懸命食べる姿に思わず笑みがこぼれることでしょう。
3.朝のご挨拶「おはよう」
起床直後に「おはよう」と声をかけると「おにゃにゃあ」と返してくれる猫も多いようです。
弾むように鳴く元気な様子を見ると「猫は朝からハイテンションだな」と感じませんか?
「狩りは明け方にする」という野生の習性の名残もあり、猫は、明け方ごろから行動が活発になるようです。
さらに「ごはんが食べたい」「遊んでほしい」といった要求を満たそうと、飼い主さんを起こしにくる猫も珍しくありません。
飼い主さんと数時間交流できなかったことを寂しく思っている可能性もあるため、愛猫にお付き合いしてあげるとよいでしょう。
猫は少なくとも「自分の名前」は理解している
猫が本当に人の言葉を話しているのかは不明ですが、人が話す言葉の一部は理解しているようです。
日本のとある大学が行った実験から「猫は自分の名前を分かっている」ことは、少なくとも明らかになっています。
「飼い主さんと知らない人それぞれの音声で、猫に向かって4つの単語を流し、最後の5つ目に猫の名前を流す」という実験を行いました。
なお、4つの単語には、「一般名詞(猫の名前と同じ長さとアクセントのもの)」や「同居猫の名前」が含まれていました。
実験の結果、驚くべきことに「自分の名前」のターンのときに強い反応を示したのです!
猫の賢さに圧倒されますが「名前を呼んでもスルーするのが猫」ということも、肝に免じておきましょう。
まとめ
猫の鳴き声の中には、まるで「人の言葉」のように聞こえるものも多く存在します。
食事や挨拶の場面に応じて、鳴き声を使い分けているようです。
猫は「自分の名前」を理解していることも明らかになっており、言葉でのコミュニケーションの大切さを改めて考えさせられます。
朝から元気に挨拶してくれる猫を見ると、1日を頑張る活力になることでしょう。
今後は、猫のどんなおしゃべりが話題になるのかと、期待も膨らんできませんか?
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