ギネス世界記録の中には、驚くべき能力を持つ犬が登録されているのをご存じでしょうか。この記事では、世界の犬「面白いギネス記録」をご紹介します。びっくりする特技を持つスーパードッグたちにご注目ください!
世界の犬「面白いギネス記録」10選
長生きをする犬や背が高い犬など、世界にはさまざまなギネス記録を持つ犬がいます。
今回はその中でも、面白いギネス記録を10個ピックアップしました。思わずクスッと笑ってしまう特技を持つ犬や、拍手を送りたくなる犬まで、さまざまなスーパードッグを確認しておきましょう。
1.世界一吠える声がうるさい犬
2012年10月に「犬の最も大きな吠え声」としてギネス認定されたのが、オーストラリアに住むゴールデンレトリバーの「チャーリー」です。
もともと吠える声が大きかったチャーリーは、2012年10月20日に開催された「鳴き声コンテスト」に出場します。
そこでチャーリーは113.1デシベルという、車のクラクションに相当する吠え声を披露し、世界一の記録としてギネスに登録されました。
2.100mをスケートボードで世界一速く走る犬
アメリカに住むブルドッグの「ティルマン」は、2009年に「100mをスケートボードで世界一速く走る犬」としてギネスに登録されています。
記録は100mを19.7秒という速さを達成。そのユニークな姿からスマートフォンのCMに起用されるほど話題になりました。
スケボー犬として人気をあつめたティルマンは、2022年に惜しくも亡くなったそうです。
3.世界一速く100個の風船を割る犬
同じくアメリカに住むジャックラッセルテリアのトゥインキーは、2014年3月に「100個の風船を犬が割る」記録の世界最速記録を更新しました。
その記録は39.08秒というスピードで、前回2015年5月に記録された41.67秒を余裕を持って更新!
小さな可愛らしい犬が、一生懸命に風船を割ってまわる姿に心を打たれる人が続出しました。
4.世界一ボールをたくさんくわえる犬
変わった犬のギネス記録として、「世界一テニスボールをたくさんくわえる犬」として2020年6月に認定された犬がいます。その犬は、ゴールデンレトリバーの「オーギー」です。
オーギーはなんと、6つのテニスボールを一気に口の中にくわえることができます。
オーナーさんとテニスボールをキャッチして遊ぶうちに、どんどん口の中にボールを貯め込むようになり、やがて口いっぱいに詰め込むことができるようになったんだそうです。
5.世界一舌の長い犬
世界一長い舌を持つ犬としてギネス認定をされたのが、セントバーナードの「モチ」です。18.58cmという長い舌が世界記録として認定され、5年間保持していました。
そんなモチは2021年に息を引き取り、現在はラブラドールとジャーマンシェパードのミックス犬「ゾーイ」が12.7cmという舌の長さでギネスに認定されています。
6.3つの芸で世界記録を持つ犬
日本にはなんと3つの芸でギネスに認定されたビーグル犬の「プリン」がいます。
1つは2016年5月に挑戦をした「1分間に犬と人が1本の縄跳びで跳ぶ最大回数」が51回という記録で認定されました。
2つ目は「1分間に犬が足でボールをキャッチした最多回数」です。サッカーのゴールキーパーとなったプリンは、14個のボールを見事にキャッチしてギネスに認定されました。
3つ目は、「ボールに乗った犬が10メートル進む最速記録」に挑戦、9秒45という速さをマークし、こちらもギネスに認定されています。そんなプリンは、惜しくも2021年に息を引き取ってしまいました。
7.おでこにジュースの缶を乗せたまま走る犬
犬の面白いギネス記録といえば、「おでこにジュース缶を乗せたまま世界一速く100mを走ることができる犬」も外せません。
アメリカに住むオーストリアンシェパードとボーダーコリーのミックス犬の「スイートピー」は、2008年9月にジュースの缶をおでこに乗せたまま100mを55秒で走り抜け、ギネスに認定されました。素晴らしいバランス感覚に驚きますね。
8.世界一スクーターに乗って速く走る犬
アメリカでドッグトレーナーと暮らすブリアードの「ノーマン」は、スクーターに乗って30mを20.77秒で走ったことから、2013年7月に「30mをスクーターに乗って世界一速く走る犬」としてギネスに認定されました。
さらにノーマンは自転車に乗ることもマスターし、30mを55.4秒というスピードで達成したことから「犬による自転車30m走」でもギネス記録を取得したんです。超大型犬の大きな体で器用に乗りこなす姿は、人々を驚かせました。
9.世界一長いしっぽを持つ犬
アイリッシュ・ウルフハウンドの「ケオン」は、なんと76.8cmという長いしっぽのおかげで「しっぽの長さで世界一の犬」というタイトルでギネスに認定されました。体毛の長い犬ですが、フサフサした毛は記録に含まれていません。
獣医の手により、しっぽの骨の頂部から先端まで正確に測った記録が認められました。
10.洋服を着た犬が603匹集合した
日本でも変わった犬のギネス記録が残されています。こちらは、2011年5月に六本木で開催されたイベントで「洋服を着た犬が最も多く1カ所に集まった記録」に挑戦したところ、当初の目標500匹を超える603匹が集合し、ギネスに登録されました。
現在はアメリカの1,326匹という記録に塗り替えられたようですが、面白い犬のギネス記録として伝わっています。
まとめ
ギネス世界記録を見ると、世界には驚きの能力を持つ犬がたくさんいることがわかりますね。
日本にも驚きの特技を持つ犬がいたり、変わった犬のイベントを開催したりなど、興味深い記録がたくさんあります。
もし愛犬にも「これなら誰にも負けない!」という特技があるなら、ギネス記録にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。面白い特技で世界記録を樹立しましょう。
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