5日、4人組ムード歌謡コーラスグループ「純烈」のリーダー・酒井一圭さんと、岩永洋昭さんがラジオ番組出演後、取材に応じました。
【写真を見る】【純烈・岩永洋昭】 卒業理由は「一人娘との二度と戻らない今の時間をどう過ごすかを考えた」
岩永さんは、グループを卒業した小田井涼平さんに代わり2023年1月に加入。先月、所属事務所を通じて「わたくし岩永洋昭は、2025年3月末をもって、純烈を卒業することになりました」とコメントを発表していました。
卒業について岩永さんは、”純烈としての活動はすごく有意義だった。ただ、家族と過ごす時間が圧倒的に減ってしまった。もともと覚悟のうえで加入したが、入ってみて見えるものがたくさんあった”とグループでの活動を振り返り、”いろいろ考えた末に4月くらいにリーダーに相談しました。僕自身が母一人、子一人で育った身で、5年前に65歳で母が亡くなった。父親代わりの叔父さんも65歳で亡くなっていて、いとこも50歳で亡くなっていて、僕と近い人が若い歳で亡くなっている。ふと自分の人生で残された時間はどれくらいなんだろうと考えた。一人娘との二度と戻らない今の時間をどう過ごすかを考えたのが最大の要因”と今回の決断に至る経緯を説明しました。
酒井さんは、”馴染んできているところなのでもったいないなと思うところはあるけど、人生一度きりだし、娘さんのところにいてあげたいという気持ちは痛いほどわかる"と岩永さんの想いに同意している様子。続けて、”あと10年後、(岩永さんの)娘さんが18になる。そうすると、大学や専門学校などにお金がかかる。その時には(岩永さんは)金がなくなっていると思う。戻りたくなると思う”と笑顔を見せました。
さらに酒井さんは、”一人で戻ってこないでとは伝えている。その頃はどうせ小田井さん、友井(雄亮)も林田(達也)も金がなくなっていると思うし、一人一人戻られると歌い継ぎとかダンスがややこしくなる。それなら4人まとめて戻ってくるのが条件だと、こいつには言ってある”と卒業メンバーの復帰を期待しました。
ネットなどでささやかれている「不仲説」について酒井さんは、”ぼくらも見ながら笑っていますけど、興味ないくせにコメントだけするな”と苦言。”白川(裕二郎)も後上(翔太)も普通にいい人なので、やめるのはもったいないと思いつつ、岩永の気持ちを優先している。皆さんは「純烈」を紅白に出たとかたいそうな感覚で見ている方もいるけど、僕の感覚ではコンビニの店長さんとレジ打ちのような関係。なので辞めたり、入ったり、働ける時に働ければいいという感覚でやってきた。出て行く人も在籍中の人も頑張ってもらって、とにかく幸せになってもらいたい”とエールを送りました。
【担当:芸能情報ステーション】