ドイツで連立政権が崩壊したことを受け、解散総選挙を来年2月23日に実施することで各党が合意したことが分かりました。ショルツ首相の信任投票などを経て、正式に決定されます。
ドイツのショルツ首相は、今月6日、予算案をめぐって対立していたFDP=自由民主党の党首でもあるリントナー財務相を解任し、連立政権が崩壊しました。
連邦議会では、12月中旬にショルツ首相の信任投票が行われる見通しですが、少数与党のため「不信任」になる公算が大きく、その場合、ショルツ首相が議会の解散を提案し、総選挙が実施されることになります。
関係者によりますと、予定通り信任投票が実施されれば、総選挙を2月23日に実施することで各党が合意しました。
当初、総選挙は来年9月の予定だったため、大幅に前倒しされることになります。