“高齢不安”から撤退論にさらされるバイデン大統領。NATOで言い間違えを連発し、ウクライナのゼレンスキー大統領を誤って「プーチン大統領」と呼んでしまいました。
【写真を見る】ゼレンスキー氏を「プーチン大統領」バイデン大統領が言い間違え連発で“撤退論”が加速 数十人の民主党議員が撤退求める声明発表か【news23】
バイデン氏の“言い間違え”連発に トランプ氏「よくやった!」
撤退か、選挙戦継続か。注目が集まる中、言い間違えを連発です。
ワシントンで行われたNATO(=北大西洋条約機構)の首脳会議。各国の首脳陣が並び、ウクライナへの支援を表明する会見でそれは起きました。
隣にいるゼレンスキー大統領を紹介しようとしたバイデン大統領。
バイデン大統領
「決断力と勇気のあるウクライナの大統領に引き継ぎたい。プーチン大統領です。プーチン大統領?プーチン大統領を倒すゼレンスキー大統領です。」
ゼレンスキー大統領
「私の方がいい」
バイデン大統領
「あなたの方がはるかにいい」
すぐに気づいて訂正したものの、ゼレンスキー大統領を「プーチン大統領」と言い間違えたのです。
ミスは、その直後の記者会見でも起きました。ハリス副大統領が大統領候補となった場合の資質を記者から問われ…
バイデン大統領
「大統領になる資格がないと思ったら、そもそも“トランプ副大統領”を副大統領に選んではいない」
身内の「ハリス副大統領」を「トランプ副大統領」と間違える痛恨のミス。今度は間違えたことに気付かないままでした。
間違えられたトランプ前大統領は、早速SNSにこの場面の動画を投稿し「Great job,Joe!(よくやったぞ!ジョー)」とコメントしました。
会見では、記者から進退を問う質問が相次ぎましたが、バイデン大統領は…
バイデン大統領
「私が大統領選挙の候補者として、最もふさわしい。私はトランプを一度、打ち負かした。再び打ち負かす」
高齢への不安を払拭する会見だったはずが、懸念は高まる結果に。CBSは「今後、48時間以内に数十人の民主党議員がバイデン氏に選挙戦撤退を求める声明を発表する見込み」だと伝えています。