能登半島地震で土砂が崩落した金沢市の墓地には、新盆の時期に合わせて、臨時の献花所が設けられています。
【動画】能登半島地震で崩落 金沢市・奥卯辰山墓地公園で新盆の時期に合わせ臨時の献花所設置
金沢市の旧市街地では、明治政府が取り入れた太陽暦に合わせて、7月15日前後の新盆に墓参りに訪れるのが習わしです。
金沢市の奥卯辰山墓地公園では、元日の地震で墓石が倒れるなどの被害が出たほか、一部では土砂崩れが発生し、71基の墓が巻き込まれました。
墓参りに訪れた人
「震災をずっと忘れないように、墓石は欠けているが、私はこのままでいいと思う」
「お墓だけで助かっている。先祖のおかげだと思う」
金沢市は、崩落現場の近くに臨時の献花所を設け、今後、墓地の復旧を進めることにしています。