雨の夜道を走る投稿主さん夫婦が、道路に獣の影を発見。どうやら子犬がひとりで歩いているようです。偶然出会った子犬が、家族になるまでをお伝えします。
YouTubeチャンネル「こてもみ日記」に、ある日の出会いと家族が増えるまでの経緯が投稿されました。拾った子犬を家族として迎えるまでの大変さ、夫婦の行動の素晴らしさが話題となり、投稿は49万再生を突破。「素晴らしい」「犬好きとして感謝」など、敬意を示すコメントが多数寄せられました。
雨の夜に出会ったのは…
夜道を走行中の車から投稿主夫婦が見つけたのは、雨のなかひとりで歩く子犬。最初は、犬か猫か、別の獣かわからなかったと言いますが、近づいて子犬だとわかったのだそうです。
子犬を見つけた夫婦は、保護するための相談を始めます。車に乗る時間は長く、どちらが抱っこするのか、運転するのかを話し合いました。
子犬はママさんが抱っこし、パパさんが運転に決まると、夫婦は警察へ迷子犬の届けを出して帰宅します。
寂しさと不安を抱えて
家に帰ってから、持ち帰るときに包んでいた洋服などと一緒に段ボールへ。「寒かったしょ」とパパさんが優しく話しかけますが、子犬の目には寂しさと不安が溢れています。
ふやかした温かいご飯を差し出すと、すぐに食べ始めました。寒空の中ひとりで、お腹も空いていたのでしょう。
翌日は病院へ行き、健康状態を確認、シャンプーをして爪を切り、肛門絞りまで終えました。
その後、パパさんは綺麗になった子犬を連れて保健所へ。不安を抱えた子犬を、一度保健所へ預けなければならない理由がありました。
保健所を経て、家族へ
子犬を保健所へ預けたのは、夫婦が子犬のことを警察へ届けていたからです。警察に届けを出した場合、拾った子犬は遺失物扱いとなり、日本の法律上所有権が元の飼い主にあるままという形になります。3ヶ月の間、子犬を迎えたり譲渡したりすることはできません。
しかし、実は一度保健所に預けてしまえば、保護した犬の所有権は抹消されます。夫婦はその仕組みを利用して、一度保健所に預けることで元の飼い主の所有権を確実に抹消し、改めて保健所から引き出すことに決めていたのです。
子犬はママさんによってすぐに引き取られ、無事に投稿主さん一家に仲間入りできました。
すっかり安心して、甘えん坊な子犬らしい表情を取り戻した子犬には「もみじ」という名前が付けられ、素敵な家族の一員に。これからは、ずっと幸せな生活を過ごせることが決まりました。
一連の夫婦の行動に「素敵な家族ですね」「犬好きとして感謝します」など、敬意をもったコメントが多数寄せられました。また「この家族に出会えたことは幸運」「これからはいっぱい、幸せになってね」と、もみじちゃんの幸せを願う声も多数寄せられています。
YouTubeチャンネル「こてもみ日記」では、もみじちゃんと先住犬のこてつくんを中心に家族の日常や、もみじちゃんの生まれた犬舎のことなどについても細かく投稿されています。
もみじちゃんのことを知りたい方や、幸せな様子を見守りたい方は、ぜひ覗いてみてください。
もみじちゃん、飼い主さん、この度はご協力いただき誠にありがとうございました!
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「こてもみ日記」さま
執筆:かもいかも
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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