中国全人代・王毅外相会見 アメリカのイランへの軍事行動の即時停止求める トランプ大統領の訪中控え配慮も
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-03-08 16:26

中国の王毅外相が全人代=全国人民代表大会に合わせて会見を開き、アメリカのイランに対する軍事行動の即時停止を求めました。一方で名指しでの批判を避けるなど、アメリカへの配慮もみせました。
王毅外相は8日、会見の冒頭で「あらゆる一方的な行動や強権によるいじめに断固として反対する」と主張し、アメリカをけん制。アメリカとイスラエルによるイランへの軍事行動については即時停止を求めました。
中国 王毅 外相
「中国はいつも『和を以て貴しと為す』ことを主張する。各国は早期に交渉のテーブルに復帰すべきだ」
また、「革命を企て、政権交代を図ることは人々の支持を失う行為だ」と述べ、内政干渉に反対する姿勢を示した一方、アメリカを名指しして非難することは避けました。
アメリカとの関係については今月末のトランプ大統領の中国訪問を念頭に、引き続き安定的な関係を構築する考えを示しています。
中国 王毅 外相
「中国とアメリカが交流を行わないことは、誤解や誤った判断を招くだけであり、衝突や対立へと向かうことで、世界にさらなる災いをもたらすこととなる」
一方で、「お互いの違いを管理し不必要な干渉を排除すべきだ」と述べ、台湾問題への介入をけん制しました。
その台湾問題をめぐっては「一つの中国の原則を堅持すればするほど台湾海峡の平和と安定は強固になる」と主張。「国際社会において『二つの中国』や『一つの中国、一つの台湾』を作り出そうとする企みは、いずれも失敗するに決まっている」と述べ、アメリカや日本をけん制しました。