「群雄割拠」とはどんな意味?どのような時代を指すの?

2024-07-23 13:30

特定の勢力が乱立して争うことを「群雄割拠」と表現します。
しかし、そもそも「群雄割拠」はどのような時代を指すのでしょうか?

今回は戦乱の時代の表現としてよく使用される「群雄割拠」という言葉について解説します。

「群雄割拠」とは

早速ですが「群雄割拠」の意味について見ていきましょう。

群雄割拠の意味

「群雄割拠」は実力者が各地で勢力を広げ、お互いに対立することを意味する四字熟語です。

特に中国や日本の戦国時代、幾人もの英雄・英傑が対立しつつ各々の勢力を築き、覇権を巡って相争う状況のことを意味します。

端的に表現すれば実力者たちによる覇権争いのことです。
そうした特定の有力者が争っている状況を「群雄割拠」と表現します。

群雄割拠の成り立ち

ここからは「群雄割拠」の成り立ちについてまとめます。

「群雄」とは

「群雄」とは幾人もの英雄や英傑、実力者のことを意味します。

中国や日本にはかつて戦国武将が無数に存在しました。
そんな時代の実力者が何人もいる状態を「群雄」と言います。

「割拠」とは

「割拠」とはそれぞれ占有した領土を本拠に勢力を張ることを意味します。

かつて中国や日本ではそれぞれの領土を奪い合っていました。
そんな領土の奪い合いを「割拠」と言うわけです。

日本で知られている「群雄割拠」と言われる時代

ここからは日本で知られている「群雄割拠」の時代についてまとめます。

日本における戦国時代

「群雄割拠」は中国語でも日本語でも頻繁に使用されます。
中国史の戦国時代も日本史の戦国時代も、多数の武将が台頭して相争う時代がありました。

そんな時代を「群雄割拠」と表現します。

ちなみに日本の戦国時代は15世紀末頃から16世紀後半まで続いたことで知られています。

当時は日本各地に戦国大名と呼ばれる武将が立ち上がり、自国の勢力を拡大しようと他国との戦争を繰り広げていました。
そんな混迷の時代が150年近く続いたとされています。

当時はまさに「群雄割拠」の状態。
日本各地に存在する名家が対立していました。

代表的なところだと武田家や上杉家、今川家、北条家などです。
そこに織田家や豊臣家や徳川家が参戦し、徐々に戦の規模も大きくなっていきました。

この時代は日本で「戦国時代」と呼ばれています。
つまり「群雄割拠が指す時代=戦国時代」と言っても過言ではありません。

古代中国における春秋戦国時代

「群雄割拠」は中国の春秋戦国時代も意味します。
中国の春秋戦国時代は東周の時期を指します。

この時代、各地に有力者が乱立して国内分裂が進みました。
そんな春秋戦国時代の戦乱は中国で「諸侯割據」と表現されます。

また、その後に続く五代十国時代は「藩鎮割據」、後漢(東漢)の三国時代に続く乱世は「州牧割據」とそれぞれ表現されます。
これらをまとめて「群雄割據」と呼ぶとか。

これも「群雄割拠」と同義の言葉です。

古代中国後漢末期の三国志の時代

古代中国の後漢末期は、いわゆる三国志の時代です。
これは「魏・呉・蜀」の三国時代とも呼ばれています。

始まりは184年の黄巾(こうきん)の乱。
この出来事をきっかけに後漢王朝が衰退し始め、中国は「魏・呉・蜀」という3つの国に分裂してしまいます。

それにより各国が各地で戦争を始め、混迷の三国時代へ突入するわけです。

そのため「群雄割拠」という表現が一番相応しいのはこの三国時代とも言えるでしょう。

「群雄割拠」の関連用語

ここからは「群雄割拠」の関連用語をまとめます。

治乱興亡

「治乱興亡」は世の中が治まって盛んになることと乱れて衰えることの両方を意味する四字熟語です。
特に政治がうまくいったり乱れたり、国が興ったり亡びたりすることを指します。

そういった意味では「群雄割拠」の状況にも似ていると言えるでしょう。

ただし「治乱興亡」は混迷の世の中という意味合いが強いです。
そのため、実力者が相争うことを意味する「群雄割拠」とは若干意味が変わってくる点には注意が必要です。

合従連衡

「合従連衡」は敵対している勢力がその時の状況に応じて争ったり協力したりする様子のことを指します。

争いに勝利するためにそれぞれの英雄・英傑が策謀をめぐらしているという意味が強い表現です。

実力者が互いに争い合っているという意味では「群雄割拠」と通じるものがあります。

竜騰虎闘

「竜虎闘争」は2大勢力が争っている様子を指す言葉で、お互いの実力が拮抗していることを前提とした表現となります。

実力者同士が相争うという意味では「群雄割拠」と同じと言えるでしょう。

ただし「群雄割拠」は複数(3者以上)の勢力が拮抗して相争う様子を意味します。

その点では両者で若干の違いがあると理解しておく必要があります。

まとめ

「群雄割拠」は有力者が乱立して争っている状況を指します。
日本では戦国時代、中国では三国時代が当てはまります。

この時代、それぞれの国には力を持った国が乱立していました。
その国同士が戦を繰り広げ、世はまさに戦乱だったと言えます。

そうした時代を表現する四字熟語、それが「群雄割拠」となります。

  1. TBR Global Japan と リロケーション・インターナショナルが提携 国内グローバル企業社員の出張 赴任時 安全性 効率性 確実性を最高品質一体サポート ブランド体験領域へ
  2. 立憲と公明が新党結成視野に調整 15日にそれぞれ党内で今後の方針について決定へ
  3. 高市総理、通常国会“早期での衆院解散”を伝達 19日に会見開き説明へ 立憲・公明は“新党結成”も視野に調整入り
  4. リチウムイオン電池によるごみ処理施設の火災対策 東京都が電池発見のための検知器導入に補助金 市町村には最大2000万円など 来年度当初予算案
  5. 【 齋藤飛鳥 】 東野圭吾の初アニメ作品で 声優初挑戦 オーディションで 「本当に手ごたえ無かったんで、これは難しいだろうと思っていた」
  6. 【 高橋文哉 】 東野圭吾・初のアニメーション作品で主演 「すごくドキドキした自分もいて、そんな中経験の少ない僕を選んでくれて、すっごくうれしいです」
  7. 警視庁と東京大学が合同で“刃物男”への対応訓練 2022年の受験生ら3人刺傷事件受け 「受験生が安心して試験に臨めるよう全力を尽くす」
  8. 東京メトロ・霞ケ関駅が水びたしに…天井内部の配管から漏水か 午後8時ごろ水は止まり出口閉鎖も解除
  9. 【 可憐なアイボリー 】 クールポコ。登場に大興奮 「私たちも消えないように頑張りたい」
  10. 上白石萌音×神木隆之介「水の名は。」特別広告が品川駅に登場! 新CMとの連動で描く“水の物語”
  1. 【 訃報 】藤乃あおいさん(27)死去 希少がんで闘病 昨年末をもってグラビアアイドル等の芸能活動を引退
  2. 東京・江戸川区で死亡の9歳女の子は病死 警視庁
  3. 東京メトロ・霞ケ関駅が水びたしに…天井内部の配管から漏水か 午後8時ごろ水は止まり出口閉鎖も解除
  4. 伊勢崎・2歳男児含む3人死亡「命奪った事実を自覚して」家族失った母親の思い 71歳の被告「飲んだ記憶とかないですねえ」と飲酒否定
  5. 豊田自動織機の株式公開買付けを15日から開始 買い付け価格引き上げで総額5兆4000億円規模
  6. たまご 6か月連続で最高値を更新、スーパー担当者「上がってくる要素しかない、今が一番最安値」【Nスタ解説】
  7. 高市総理、通常国会“早期での衆院解散”を伝達 19日に会見開き説明へ 立憲・公明は“新党結成”も視野に調整入り
  8. 「1個80円」百貨店でお手頃おでんを展開、五感で楽しめるデパ地下 リニューアルで続々登場【Nスタ解説】
  9. 【 齋藤飛鳥 】 東野圭吾の初アニメ作品で 声優初挑戦 オーディションで 「本当に手ごたえ無かったんで、これは難しいだろうと思っていた」
  10. 【 高橋文哉 】 東野圭吾・初のアニメーション作品で主演 「すごくドキドキした自分もいて、そんな中経験の少ない僕を選んでくれて、すっごくうれしいです」
  11. リチウムイオン電池によるごみ処理施設の火災対策 東京都が電池発見のための検知器導入に補助金 市町村には最大2000万円など 来年度当初予算案
  12. 片山財務大臣「行き過ぎた動きに対してはあらゆる手段を排除せず」 急速な円安進行を受け