セクハラで辞職後、加重収賄などの罪で起訴された岐阜県池田町の前町長が保釈され、涙ぐみながら現金の受け取りを認めました。
【動画】“セクハラ辞職” 岐阜・池田町の前町長が涙の保釈「罪を償って生きていきたい」加重収賄などで起訴
記者
「午前11時半です。岡崎被告が大垣警察署から出てきました」
大垣警察署から出てきたスーツ姿の白髪の男。岐阜県池田町の前町長・岡崎和夫被告(76)です。
女性職員ら15人に対するセクハラ問題で今年4月に辞職。その後、町長時代のおととし2月に、町発注の工事で業者から現金100万円を受け取った加重収賄などの罪で、きのう起訴されました。そして、きょう保釈されると…
前池田町長 岡崎和夫 被告
「この度は私自身、大変なことをしてしまい、誠に申し訳ないと思っています。心から心から深く深くおわび申し上げたいと思います。本当に本当にすみませんでした」
町民や支援者、職員への謝罪の言葉を口にしました。
前池田町長 岡崎和夫 被告
「残された人生、罪を償って静かに生きていきたいと思います」
時折、涙ぐみながら、何度も深々と頭を下げました。
前池田町長 岡崎和夫 被告
「(Q.100万円は受け取っていた?)間違いありません。(Q.罪を認めたうえでの謝罪ですか?)そうです」
岡崎被告は、現金を受け取ったことを認めました。
岡崎被告の担当弁護士によりますと、保釈保証金は400万円で、きょう納付したということです。