パリではもうすぐオリンピックが開幕しますが、東京・荒川区では夏休み期間中の小学生らがスポーツを通じて楽しく防災を学べるイベントが行われました。
きのう、荒川区のスポーツセンターで東京消防庁が防災イベントを行い、夏休み期間中の小学生らおよそ40人が参加しました。
このイベントには、東京ヴェルディクラブのバスケットボール選手らも参加し、子どもたちはスポーツを通じて防災を楽しく学びました。
イベントでは、バスケットボールを消火活動で使うバケツに見立てたバケツリレーなどを行ったほか、AR=拡張現実を使った煙が充満する部屋からの避難も体験しました。
小学校3年生女の子
「めっちゃ怖かったけど楽しかった」
小学校4年生男の子
「煙が出ているとき、周りが見えなくて、とても危険だなと思いました」
東京消防庁は「防災は取っつきにくく参加しづらいところもあるが、防災とスポーツを絡めることでハードルを下げて、子どもたちに楽しく学んでほしい」としています。