「足袋」という漢字、あなたは読むことができますか?「足」に付ける何かだということはなんとなく想像が付きますよね。靴下や靴とは違うのでしょうか・・・答えがわかれば納得!和装の時に身に着けるアレのことだったんです。
基本の読み方
まずはそれぞれの漢字の読み方を見ていきましょう。よく使う漢字ばかりですよね。
カタカナは音読み、ひらがなは訓読み(送り仮名)です。
足・・・ソク、あし、た(す)、た(りる)、た(る)
袋・・・タイ、テイ、ふくろ
読み方を見てもよくわかりません・・・
正しい読み方は・・・
正しい読み方は「たび」でした!着物など和装の際に足に履く衣類のことですね。「足」+「袋」という表記も納得です。
奈良時代には存在したと言われており、日本固有の伝統的な衣類の1つです。同じく伝統的な履物である草履(ぞうり)・下駄(げた)・雪駄(せった)などを履く際に用いるため、爪先が親指と他の指の部分の2つに分かれています。
最近ではめったに履く機会はありませんが、成人式や結婚式、七五三など着物を身に着ける行事には必需品となる足袋。他にも和装には様々な小物があるんですよ。詳しくはこちらに掲載されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。