「警報に切り替えの段階では線状降水帯予測できず」山形県に再び大雨特別警報 気象庁・国交省が合同会見 最大級の警戒呼びかけ

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024-07-26 01:20

気象庁は山形県に再び大雨特別警報を発表したことに伴って国土交通省と合同で会見を行い、「命の危険が迫っている」として最大級の警戒を呼びかけています。

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気象庁大気海洋部 杉本悟史予報課長
「命の危険が迫っているため、直ちに身の安全を確保しなければならない状況です。現在夜間であることから、避難する際には、周囲の状況を十分に確認してください」

気象庁はきのう午後11時40分、山形県に大雨特別警報を発表しました。

山形県内では、きのうの雨量が9つの観測地点で観測史上最大、4つの地点で7月としての観測史上最大の降水量となるなど、これまでに経験したことのないような大雨となっています。

気象庁は、ほかの市町村にも今後、特別警報を発表する可能性があるとして、「特別警報の発表を待つことなく、市町村の避難情報に従って、身の安全を確保してほしい」としています。

気象庁は山形県について、きのう午後1時すぎに大雨特別警報を発表しましたが、その後、午後8時すぎに警報に切り替えていました。

しかし、午後11時前に山形県に線状降水帯が発生したことで急激に危険度が増したということで、「切り替えの段階では、短時間に雨量が集中することを予想できなかった」としています。

東北地方の27日0時までの24時間雨量は、多いところで日本海側では150ミリ、太平洋側では100ミリが予想されていて、雨量のピークは明け方まで続き、河川の水位についても、少なくとも夜の間は危険な状態が続く見通しだとしています。

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