生成AI「チャットGPT」を手掛けるアメリカのIT大手「オープンAI」が、生成AIを使った検索機能「サーチGPT」の試用版を発表しました。すでに同様のサービスを始めているグーグルに対抗する形です。
オープンAIが25日に発表した新たな検索機能「サーチGPT」は、利用者が質問するとAIがインターネット上の情報を要約して回答するものです。
回答内容には情報の出典がリンクとして示され、利用者が元のサイトを閲覧することが可能で、開発にはコンテンツの利用をめぐって提携する「ウォール・ストリート・ジャーナル」など、大手メディアも携わっているとしています。
当面は利用者を限定して試用版を提供し、将来的にはチャットGPTに統合するとしています。
IT大手のグーグルは、5月に同様のAIによる検索サービスを導入していて、アメリカメディアは「グーグルに挑戦する動きだ」などと伝えています。