9月に予定される自民党・総裁選挙の選挙管理委員会について、岸田総理が指名したメンバーの報告が総務会でおこなわれ、事実上、委員会が発足しました。
【動画】自民党総裁選の選挙管理委員会が事実上発足 日程やルールを議論へ
自民党総裁選挙の選挙管理委員会は11人で構成され、岸田総理は中谷元・元防衛大臣や野村哲郎・元農水大臣、片山さつき参院議員らを指名しました。
選挙区や当選回数を考慮して衆議院から8人、参議院から3人が選ばれています。
26日に開かれた総務会では、選挙管理委員会のメンバーが報告され、委員会が事実上、発足しました。
初会合は8月5日にも開く方向で調整が進められていて、逢沢一郎衆院議員が委員長に選ばれる見通しです。
選挙管理委員会では総裁選の日程やルールなどについて議論しますが、今のところ総裁選の投開票日は、9月20日か27日が有力視されています。
また、党内には派閥の裏金事件を受けて、できるだけ選挙費用がかからないようにしたうえで従来よりも選挙期間を長くすべきとの声があり、こうした意見を反映させるかどうかも焦点となります。
<選挙管理委員会のメンバー>
【衆議院】
(無派閥)逢沢一郎
(二階派)今村雅弘
(安倍派)奥野信亮
(無派閥)黄川田仁志
(麻生派)中川郁子
(無派閥)中谷元
(無派閥)丹羽秀樹
(安倍派)宮下一郎
【参議院】
(無派閥)赤松健
(安倍派)片山さつき
(茂木派)野村哲郎