イギリスのスターマー新政権は、ICC=国際刑事裁判所によるイスラエルのネタニヤフ首相への逮捕状発行について、反対しないとする姿勢を示しました。
イギリスメディアによりますと、首相官邸の報道官は26日、ICCによるネタニヤフ氏への逮捕状について反対意見を提出しないことを明らかにしました。
スナク前首相はアメリカと足並みをそろえ、ネタニヤフ氏への逮捕状の発行に反対してきましたが、スターマー首相の新政権がこれを覆したことにより、アメリカの孤立に繋がる可能性があります。
また、イギリス政府は19日、パレスチナ自治区ガザなどで人道支援を行うUNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関への資金拠出を再開することも発表。
ラミー外相がイスラエルへの武器販売の一部禁止を検討していることが報じられるなど、新政権による対イスラエル政策の方針転換が注目されています。