山形と秋田での記録的な大雨から6日目、被害の大きかった山形県最上町の温泉旅館では暑さの中、片付け作業が続いています。
【動画】「8月は全部キャンセルのお願い」大雨から6日目 山形・最上町の温泉旅館には泥水流れ込み、暑さの中片付け作業
最上町の瀬見温泉です。温泉街の入口は土砂崩れが起きていて、ほとんど手つかずの状態です。
こちらの老舗旅館は、大浴場や露天風呂をリニューアルしたばかりでしたが、泥水が流れ込んでいて、従業員総出での片付け作業が続いています。
ゆめみの宿 観松館 高橋裕 社長
「8月は全部キャンセルのお願いをこちらから今入れている」
ロビーや宿泊部屋には被害はないものの、夏休みシーズンの8月は営業をできないとしています。
また、山形県警はきのう、新庄市でおととい遺体で見つかったのは、当時、巡査部長だった29歳の佐藤颯哉警部と発表しました。
今回の大雨で、山形県では警察官2人が死亡、86歳の女性1人が行方不明となっています。