誰もいなければ大丈夫だろうと公共の場にも関わらず、犬からリーシュを外してフリーにさせる飼い主さんがいます。しかしこれは絶対にやってはいけないことです。それをするということは飼い主としてのマナーもモラルも欠けているだけではなく、愛犬を危険から守るという責務すらも放棄していることになります。
誰もいなければオフリーシュでもいいのか?
誰もいなければオフリーシュでもいいのでしょうか?
いいえ、決してそのようなことはありません。
人がいようといなかろうと公共の場でオフリーシュ(ノーリード)にしたり、リーシュを手から離すということは絶対にしてはいけません。
そうした散歩の仕方や遊び方をしたいのであれば、ドッグランに行くか柵で囲まれた自宅の敷地内でしましょう。
公共の場ではリーシュも手も離したらだめな理由
ではなぜ公共の場では人がいなくてもオフリーシュにしたり、リーシュから手を離すのもだめなのでしょう。
それはとても簡単で大事な理由です。あなたの大切な愛犬を守るために他なりません。
オフリーシュにする飼い主さんのほとんどは「うちの子は大丈夫。これまでも大丈夫だった。」と言います。
しかし、それと同じくらい逸走が起こったときに「いつもは大丈夫だった。今まで大丈夫だった。」と言うのです。
そして何週間、何ヶ月と見つからずそのまま一生再開することのないまま時だけが過ぎていく…ということも非常に多く、飼い主さんはみんな「まさかこんなことになるなんて…」と後悔と悲しみに苛まれます。
犬は4本足の動物です。パニックにしろなんにしろ走り出した犬に人間は決して追いつきません。
また、呼び戻しができるとしてもそれも絶対というものは存在しないということを覚えておきましょう。
リーシュを繋ぐ持つというのは飼い主の責務
万が一犬が逸走してしまったとき、飼い主さんは後悔と悲しみを抱えることになりますが、悲しいですねで済む問題ではありません。
なぜなら逸走した犬はいつどこで交通事故に遭うかもわからず、さらに食事にもありつくことも空調の整った場所に身を置くこともできないからです。
それはすなわち心身の健康をどんどん損ない、確実に死に近づいていくことを意味します。
リーシュさえ手放さなければ…オフリーシュにさえしなければ…。
それはもう後の祭りであり、オフリーシュやそれを手放した時点で犬を守るという責務を放棄したのと同じことです。
いろんな立場のプロは生活をサポートすることはできますが、その子の安心と安全を確保し守ることができるのは飼い主さんしかいないのだということを絶対忘れないようにしましょう。
まとめ
誰もいなければ公共の場でもオフリーシュにしたり、リーシュから手を離してもいいのかについてお話ししました。
これは絶対にやってはいけないことであり、それをやるということは愛犬を守り安全と安心を確保し提供するという飼い主としての責務を放棄したことを意味します。
後悔先に立たずと言うように、万が一が起こったときの苦しさはリーシュを手放さないということを徹底するだけで防ぐことができるのです。
愛犬を守るためにぜひリーシュは絶対に離さないよう、しっかりと握っておいてください。
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