![県立精神医療センターで患者1人が腸閉塞で死亡と発表 医療事故に該当するとして調査開始 神奈川県](/assets/out/images/jnn/1336625.jpg)
きょう、神奈川県は、県立精神医療センターに入院中だった男性が去年、死亡していたと発表しました。県は遺族に謝罪し、医療事故に該当するとして調査するとしています。
神奈川県によりますと、県立精神医療センターに入院していた40代の男性は、去年5月31日の午前9時ごろ、病室で心肺停止の状態で見つかり、その後死亡しました。
心肺停止の状態で見つかるおよそ3時間前、男性が少量嘔吐していたことを看護師が確認していましたが、男性と会話ができたことなどから、医師による診察・治療はすぐに行われなかったということです。
男性は様々な種類の向精神薬を服用していた影響で慢性的な便秘で、死因は腸閉塞でした。
県は医療事故にあたるとして遺族に謝罪し、経緯を調査するとしています。