レスリング女子50キロ級 須崎優衣 まさかの1回戦敗退、東京五輪無失点Vが伏兵の猛攻に逆転負け、五輪連覇の夢叶わず【パリ五輪】

■パリオリンピック™　レスリング女子50キロ級　1回戦（6日、シャンドマルス・アリーナ ） 

レスリング女子50キロ級の準決勝が行われ、須崎優衣（25、キッツ/早稲田大）が1回戦でV.ビネシュ（29、インド）に敗戦、五輪2連覇の夢は叶わなかった。

連覇を狙う須崎は1回戦はV.ビネシュ（29、インド）と対戦。開始1分27秒、相手が消極性を取られ、アクティビティタイムも守り切り、1点を奪うと第1ピリオド、残り13秒でタックルに行ったが点を奪えなかった。

1-0で迎えた第2ピリオド、アクティビティタイムを再び守り切り2点目を奪った。しかし、ここまで攻めてこなかったビネシュが残り20秒でラッシュを仕掛けて、須崎がバックを取られて2点を奪われた。前回の東京五輪では1回戦から全4試合を無失点の完全優勝を果たした須崎がまさかの失点。2-3と逆転されて試合終了。須崎が1回戦敗退となった。

2大会連続金メダルの夢も叶わず、さらに外国人選手との対戦は94連勝で止まった。試合後、須崎は「ここで終わってしまったのが信じられないです」と涙ながらに話し、「本当に申し訳ない気持ちです。みんなの努力も無駄にしてしまったので、本当に申し訳ない気持ちです」と涙が止まらなかった。