額賀衆院議長 皇族数確保は「先延ばしすることのできない課題」今後は衆参正副議長で協議 各党各会派への個別聴取一巡受け

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024-08-07 18:12
額賀衆院議長 皇族数確保は「先延ばしすることのできない課題」今後は衆参正副議長で協議 各党各会派への個別聴取一巡受け

皇族数の安定的な確保策に関する各党・各会派への意見聴取が一巡したことを受け、額賀衆院議長が会見し、今後は衆参の正副議長4人で協議し、とりまとめる方針を示しました。

額賀福志郎 衆院議長
「皇室の問題は、皇族方のご年齢からしても、先延ばしすることのできない課題であり、国民の信託を受けた国会は、立法府の総意を形成する責務を負っております」

額賀議長は全体会議や各党・各会派から個別に聴取した結果を受け、女性皇族が婚姻後も皇室に残る案について「認める方向でおおむね共通認識が得られた」と述べました。

一方、配偶者や子どもを皇族とするかについては「さまざまな意見が述べられていて、今後の議論の対象になる」と述べました。

また、養子縁組を可能とし、旧宮家の男系男子を皇籍に復帰させる案については「積極的な意見も多く述べられたが、反対論もある」として、引き続き議論をしていく考えを示しました。

今後は衆参の正副議長4人で意見を集約していく方針ですが、「できるだけ早く結論を得るように努力していく」と述べるにとどめ、具体的なとりまとめの時期は示しませんでした。

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