台風5号があさって、北日本に接近・上陸する見込みとなっていますが、空の便や新幹線など、交通機関や高速道路に影響が出る可能性があります。
全日空は午後3時時点で、あさって(12日)の午前から午後にかけて、仙台空港、秋田空港、大館能代空港、新潟空港、青森空港、庄内空港、福島空港を発着する便について、欠航の可能性があるとしています。影響を受ける便数は各空港1便から2便ほどで、あす午前をめどに運航の可否を判断するとしています。
日本航空では午後3時時点で、青森空港、三沢空港、秋田空港、花巻空港、仙台空港、山形空港、新潟空港をあさって(12日)に発着する一部の便について欠航を決めていて、さらに欠航が増えるかは、現在、検討中だとしています。
また、JR東日本によりますと、あさって(12日)は、東北新幹線、山形新幹線、秋田新幹線の上下線で遅れや運休が発生する見込みです。現在は計画運休の予定はないということで、情報を元に随時検討するとしています。
高速道路は、一部区間で通行止めとなる可能性があります。
NEXCO東日本によりますと、きのう午後6時時点で、あす(11日)の夜から13日にかけて、▼山形自動車道の寒河江インターチェンジから山形蔵王インターチェンジ、▼東北中央自動車道の山形上山インターチェンジから南陽高畠インターチェンジ、▼東北自動車道の白石インターチェンジから国見インターチェンジ、水沢インターチェンジから若柳金成インターチェンジ、▼常磐自動車道の山元インターチェンジから南相馬インターチェンジの間で通行止めとなる可能性があるということです。