■パリオリンピック™ 近代五種・男子決勝(日本時間11日、ベルサイユ宮殿)
近代五種男子決勝で佐藤大宗(30、自衛隊)が銀メダルを獲得した。日本勢で一度も入賞がなかった種目で、見事初の表彰台に輝いた。
近代五種は馬術、水泳、フェンシング、射撃とランニングで競う“キングオブスポーツ”と言われ、全てを1日で行う。1912年のストックホルム大会から始まり、112年の長い歴史を経て日本勢が初めてメダルを獲得した。
最初の馬術で2位につけると、フェンシングで5位、水泳(200m)で4位に順位を落とすが、最後の射撃・ランで708ポイントを獲得。合計1542ポイントで銀メダルに輝いた。
同種目はパリ五輪を最後に「馬術」が外れ、2028年ロサンゼルス大会では人気番組『SASUKE』を基に考案された「障害物レース」が加わる。