17日間にわたり熱戦が繰り広げられたパリオリンピック™。オリンピックの旗が次の開催地、アメリカのロサンゼルスに引き継がれ、閉幕しました。
閉会式はパリ郊外のスタジアムで行われ、日本選手団の旗手は、女子やり投げの北口榛花選手とブレイキンのダンサーネーム「Shigekix」・半井重幸選手が務めました。
戦いを終えた選手たちは、笑顔で写真をとるなどして閉会式の雰囲気を楽しんでいました。
そして、終盤にはスタジアムの屋根の上にアメリカの俳優のトム・クルーズさんが登場。盛り上がりが最高潮に達するなか、パリから引き継がれたオリンピックの旗は、2028年の開催地、アメリカのロサンゼルスへと運ばれていきました。
観客
「トム・クルーズが飛び降りて旗を振るのが最高だった」
「本当に綺麗で美しかった」
「4年後にはロサンゼルスに行く予定よ」
100年ぶりのオリンピック開催で熱狂に包まれたパリ。一方で、今回のオリンピックは開会式当日に高速鉄道TGVの施設が放火される事件もありました。
記者
「会場周辺では手荷物検査が行われるなど、厳重な警備体制がとられています」
この日も全土で3万人、スタジアム周辺には2000人の警察官が配置されました。今月28日からはパラリンピックが行われ、警戒は続きます。